組織人としての基本動作は顧客満足度を高め売上げをアップさせる

          

組織人としての基本動作とは

   
  ■組織人(プロ)としての基本

   売ることばかりが先行して重要なことが欠けている企業が少なくありません。

   これは企業規模が小さくなればなるほど顕著に現れてきます。

   それは何だと思いますか?

   基本動作です。


   基本動作を一言で表現すると、

    業績向上、人間的魅力創造の不可欠要素と言えるでしょう。
 
   人が伸びて(成長して)いくためには、基本というものが必要です。

   笑顔・明るさのある会社(店)とそうでないところでは、どちらが行きやすいで
   しょうか?

   やらねばならないこと(=基本)を当たり前に実践できることが直接会社の評価・
   喜び高につながり、あなた自身、人間としての魅力を評価してもらうことができ
   るのです。

   私たちの仕事は、やるべきことをやり、やってはいけないことをしないことが重要
   なポイントになります。

   当たり前のことを当たり前にやって、初めてお客さまが認めてくれるのが私たち
   の仕事です。

   自社(店)の商売の基本(当たり前のことを当たり前にやる)を再点検してみ
   ましょう。

  ■基本動作の目的は、

     “企業体質強化、売上げアップの最大具体策=必須条件”

   である。

   即ち、組織人としてやらなければならない行動が基本動作12項目であり、基本
   動作の訓練次第で企業の体質強化、売上げアップに大きく左右します。

   基本動作の習得はCSの基本であり、営業力の強化クレームの予防策として
   も競合他社との差別化対策、自社の商品・サービスの付加価値として強力な
   武器となります。

   基本動作には12項目あります。
    1.挨  拶

    2.身だしなみ

    3.発  声

    4.朝  礼

    5.電  話

    6.指示命令

    7.報告・連絡・相談

    8.会  議

    9.クレーム対策

   10.整理・整頓

   11.接  遇 

   12.基本姿勢

   自社において、どれ一つとっても欠かすことのできないものです。

   基本動作の訓練はいつでも、どこでも誰でもが、お金をかけずに実行できるもの
   です。

   基本とは「やらねばならないこと」であり、それは挨拶であったり、笑顔であ
   ったり、報・連・相(報告・連絡・相談)などです。

   これら基本がなされなければ、お客さんからの感謝・感心・感動も、お客さまから
   の拍手も得られません。 CS.gif

   それはあなた自身の魅力でもあるのです。

   挨拶のよくできる人とそうでない人とでは、
   どちらが好感をもてるでしょうか?

   やらねばならないこと(=基本)を、当たり前
   に実践できることがあなた自身、会社の
   評価につながってくるのです。


  □基本動作2つの基本とは

   ・やらなければならないこと

   ・やってはならないことはやらないこと

   基本動作を徹底させるためには
   「基本動作マニュアル」に基づき定期の継続し
   たロープレ(訓練)
が不可欠です。

   あなたの仕事は、やるべきことをやり、やってはいけないことをしないことが重要
   なポイントになります。

   これは当たり前のことですが、非常に難しいことでもあります。

   やって当たり前、やれて当たり前のプロの世界にあなたは居るのです。

   基本動作とは「基本」を当たり前にやることをいいます。

   どんなにプレゼンやセールススキルがうまくても、あなたの挨拶や身だしなみ、
   態度如何によっては全てが水の泡となりかねません。

   基本動作は人材育成と平行して行うことで効果が倍化します。

   インスタントな方法を求めがちな時代のなかで、この基本動作を徹底することの
   重要性が再度見直されてきています。

   同業他社(店)と商品に大きな差異が見られない成熟環境では、他との大きな
   違いをだすには価格かサービスの二点のいずれかで勝負するしかありません。

   商品に大きな差異がない中で、競合と差別化する方法はサービスしかありま
   せん。

   どんなにすばらしい商品があっても、最後には人が関わってきます。

   自分では一生懸命やったつもりでも、評価するのはお客様です。

   お客さんから「感謝・感心」されるだけではたりません。

   そこに「感動」がなければならないのです。

   お客さんは元来、「わがまま」な存在です。

   お客さんは自分を大切に扱ってくれているかどうかを感じ取るのに敏感です。

   どんなにすばらしい商品・サービスを提供したとしても、お客様が本当に満足
   しているかを自問すべきです。

   あなたの挨拶、身だしなみ、態度はお客様を不快にしていないだろうか。

   「お客様は見ています」あなたの一挙手一投足を。

     基本動作アップマニュアル「勉強会テキスト」   

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選ばれる医療機関の気配り接遇マナー

             

選ばれる医療機関の気配り接遇マナー

  医療機関に対する患者の不満の原因はさまざまです。

  大別すると、医療そのものに対する不満、人的サービスに対する不満、次に、施設
  アメニティなどの物的サービスに対する不満、などに分けられます。

  また、患者が病院を選ぶ判断基準には、以下のようなものがあります。

   患者が病医院を選ぶ判断基準

    @家から近く交通が便利(通院アクセス)

    A医療設備が良い

    B医療技術(医師の能力)が良い

    C医師や看護師が親切

    D地域での評判が良い

    E清潔な施設環境

    F信頼できる(話をよく聞く、よく説明する)

    G待ち時間が少ない

    H治療費が安い

    I救急体制が完備

    J駐車スペースが広い

    K食事がおいしい

  これは、都市圏の大病院を対象にアンケート調査を実施したものですが、ここでは
  通院アクセスの問題は別として、医療設備や技術への関心、待ち時間の問題と同
  程度に、応対や接遇に関するもの、つまり、病医院スタッフが親切で、話をよく聞い
  てくれることに対して高い関心を示していることがわかります。

  要するに、患者さんと多く接触する医師やスタッフの対応の仕方そのものが、病院
  選びの大きなファクターとなっているわけで、病院スタッフの患者さんに対する接遇
  の良し悪しは、医療サービス業としての病院経営のあり方として、重要なテーマで
  もあるわけです。

  病医院を訪れる患者さんは、他の業種とは異なり、サービスを享受する消費者とし
  てのお客様ではありません。

  あえて言うなら、不安や迷い、苦痛や悩みを抱え、やむを得ずに訪れてきた弱者です。

  昨今、言われている医療サービスにおける「患者=顧客主義」については、あくま
  でその一面を表しているに過ぎません。

  つまり、医療機関での接遇は、患者さんが一種の弱者であることを認識して、思い
  やりや労わりの心を持ち、きめ細かな気配りを前提として成立しなければなりません。

  すなわち、医療機関での接遇とは、気配りに始まり、気配りに終わるといっても過言 
  ではありません。

  ■接遇や応対のあり方とは

   前述の通り、患者さんへの接遇マナーは、医療機関という特殊性を考慮しても、
   患者サービスの原点と言えるものです。

   次に、その基本的なポイントを挙げてみます。

   1.望ましい接遇マナーあり方

    (1)相手の立場に立って、話を良く聞く。治療への橋渡しをする意味で、相手の 
      話の腰を折ったり、誘導したりしないこと。

    (2)誰にでも平等に共通の応対を心がける。それが結果的に相手に安心感を
      与えることになる。

    (3)敬語はほどほどにする。あまりにもいんぎんな態度は患者さんの気持ちを
      硬化させることになりかねない。

    (4)いつでも変わらない平静な態度を保つ。スタッフの態度が急変すると患者
      さんの不安が増す。

   2.キーワードは3つのS

    (1)いつも笑顔を絶やさない応対「Smile」を絶やさない

    (2)動作は機敏にテキパキと応対する「Speedy」に行動

    (3)いつも誠実な応対を保つ「Sincerity」を心のなかに

  □接遇マナーにおける気配りの具体例

   医療機関では、患者さん以外にも、ご家族や親戚、見舞い客、さらには仕事上の
   関係者など、さまざまな人々が来院し、そこで職員との接触が繰り返されます。

   接遇マナーにおいても、ちょっとした気配りで、コミュニケーションが円滑になります。

   その事情は、医療の現場においても変わりません。

   ここでは、各部門や診療現場における気配りのある接遇のあり方を具体的に列
   挙してみます。

   1.受付での対応

    (1)来院された方には全てこちらから先に声をかけるようにする。

      患者さんのプライバシーを守るため、質問は口頭で行わず問診表を使って行う。

    (2)受付に手間取る場合は、放置しないで事前にその事情を伝えて、了解して
      いただく。

      その後で患者さんを呼ぶときには「お待たせしました」の一声をかける。

    (3)職員同士の私語は慎む。

   2.待合室での対応

    (1)患者さんへの目配りを忘れず、常に一声かけるなどして、患者さんの気持ち
      をやわらげるように努める。

    (2)診察の順番間違いは極力なくし、起こったときは素直に謝罪する。

    (3)待合室の備品(新聞、雑誌等)は整理し、テレビなどの音量にも配慮する。

    (4)待合室は禁煙(又は分煙)とする。

   3.診察室での対応

    (1)医師や看護師は自らの氏名を名乗ってから、診察に入ることを基本とする。

    (2)長時間お待ちになった患者さんだけでなく、全ての方に「お待たせしました」
      の挨拶が必要。

    (3)インフォームドコンセントは判りやすく、できるだけ専門用語は使わないよう
      に、できれば図表などを活用して説明する。

    (4)患者さんへの支持は命令するのではなく、患者さんの自己決定を促すよう
      にしていく。

    (5)スタッフ同士の私語は、診療に関わる事柄以外は一切禁止する。

    (6)説明するときは必ず患者さんの顔と向き合い、患者さんの心の状態も観察
      するようにする。

   4.検査室での対応

    (1)検査に来られた患者さんには、事前に検査の内容を説明し、不安を除くよう
      に努める

    (2)採血や侵襲のある検査の場合などは、手順や苦痛の程度を詳しく説明しておく

    (3)検査が終わった患者さんの状態を観察し、介助が必要な場合は適切に付き
      添い等を手配する。

   5.会計部門での対応

    (1)医療費明細や領収書を必ず発行し、質問があれば丁寧に説明する。

    (2)診療報酬制度が変わったときや、自己負担が変わったときは、その内容を
      その場で説明する。

    (3)「お待たせしました」「お大事に」などの挨拶の基本動作は、ひとりひとりに徹
      底しておくこと。

   6.その他

    (1)院内表示はわかりやすく、色分けなどして、数ヶ所に表示する。

    (2)病院の入り口付近に総合案内を必ず設けておく。

    (3)掲示物等は患者さんの目線の位置に配置し、文字もできるだけ大きくしておく。

    (4)薬袋や診察券などは、用途や診療部門に応じて色分けするなどして、使い
      やすくなるように配慮する。

   上記のような工夫や気配りは、接遇以前の配慮でもあります。

   しかし、患者さんは職員の態度や応対だけでなく、来院して診察を受け、帰るまで 
   のすべての印象から、その病医院の接遇のあり方を判断するわけです。

   経営者は教育だけでなく、医療環境全てが接遇の良さに繋がることを充分に理解
   する必要があります。

  □接遇教育のポイント(良いスタッフの資質や条件)

   最後に接遇マナーの向上を図っていく上で、スタッフに求められる条件(資質)を
   まとめておきます。

   これは、接遇教育を行っていくための目標設定と能力判定の評価項目としても大
   切なポイントでもあります。

   職員やスタッフの接遇の良さは、その場しのぎであってはなりません。

   そのためには継続的な教育研修の徹底により、人材育成を図っていく必要があります。

   その指針として、以下のような活動が日常的に実践されていることが重要になります。

    @接遇マニュアル等により、院内コミュニケーション・スキルの共有化を
      図っていく。

    A定期的な教育研修のなかで、接遇や患者対応の問題も改めて評価し、
      再検討していく。

    B上司や指導者が身をもって規範となり、患者対応の基本動作を周知
      させていく。

    C 接遇や患者対応のよい職員への評価(顕彰規定や査定基準)を明確
      にして、職員の意識を啓発していく。

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基本動作の一つ「接遇」

        

接遇マニュアルの作成


  ■接遇マナーの重要性

   1.“接遇”と商品・サービスは一体
     一般的に、接遇とは「企業がお客様を迎え入れて応対すること」を指します。

     礼儀正しく、気持ちのよい接遇はお客様に好印象を与え、企業のイメージ向上に
     つながります。

     どんな企業にも接遇マナーは必要ですが、特に小売店や飲食店などお客様と接
     する機会の多い業種では、接遇マナーの重要性は非常に高くなります。

     例えば、お客様が商品を購入する際に「A店とB店のどちらで購入しようか」と迷っ
     ていたとします。

     △△店と○○店では立地や店舗面積などに大きな違いはなく、商品の品質や価格
     も同じです。

     このように、店舗の大きさや商品に特別な
     差異がない場合、お客様が重視するも
     の一つが“接遇”です。

     △△店の従業員は礼儀正しく接してくれる   
     一方で、○○店の従業員はそっけない態度 
     だった場合、多くのお客様は△△店で商
     品を購入することでしょう。

     また、わずかながら△△店の商品の品質
     が○○店より劣っていたとしても、お客様は
     礼儀正しいA店の従業員に好感を持ち、
     △△店の商品を購入するお客様もいるで
     しょう。

     このように、サービス業においては“接遇”と
     商品・サービスは一体と考えることができ、
     接遇マナーの徹底は企業経営において
     非常に重要な要素の一つといえます。

     そのため企業は、いま一度、自社の接遇
     マナーに不備がないかを確認してみることが
     重要です。  

     接遇は他の基本動作11項目の総合的な意味合いを持ちます。

   2.従業員の接遇マナー

     接遇マナーというと、細かく規定されたルールを想像するかもしれません。実際、
     大手企業は細かな接遇マニュアルを作成し、従業員に周知徹底しています。

     企業全体として接遇マナーを標準化するうえで、接遇マニュアルを作成することは
     非常に重要です。

     ただし、忘れてならないのは接遇マニュアルを実行するのは従業員であるという
     ことです。

     素晴らしい接遇マニュアルが完成したとしても、

      ・接遇マニュアルが従業員に周知徹底されていない

      ・“接遇”の意識に欠ける企業風土である

     などの場合、マニュアルはほとんど機能しません。

     従って、企業全体の“接遇”の意識を高めるためには、接遇マニュアルの作成と並
     行して、従業員の意識改革も進めなければなりません。ただし、“接遇”の意識は、
     従業員が持っている元来の姿勢(意識)に大きく関係することが問題かもしれま
     せん。

     誰に教えられたわけでもないのに“接遇”の意識が高い従業員がいる一方で、全く
     “接遇”を意識できない従業員もいるのです。

     そのため、“接遇”の意識を数学のように定型化された教育方法で教えるのは難
     しいといえます。

     そこで、従業員の“接遇”の意識を高める方法として、経営者あるいは経営幹部が
     率先して行動してみましょう。

     従業員は自分の上司を模倣することからビジネスを覚えていくものです。

     上司の接遇マナーがしっかりとしていれば、従業員は
     「自分も同じように振る舞ってみよう」と考え
     るものです。

  接遇(基本動作)マニュアル作成の流れ 

   1.接遇マニュアルの重要性

     企業全体としての“接遇”の意識を高める 
     うえで、接遇マニュアルを作成することは
     非常に重要です。

     接遇マニュアルを作成することによって、
     従業員はいつもで接遇マナーの基本を
     確認することができます。

     また、企業全体としての接遇マナーも
     標準化されたものになります。

     例えば、同じ企業であっても「CさんとDさんでは接客態度が大きく違う」といったケ
     ースはよくみられます。

     こうした問題は、企業が日ごろから従業員の“接遇”の意識を高める努力をしてい
     なかったり、接遇マニュアルを作成していないために発生してしまうことが多い
     のです。

     “接遇”の意識は全従業員に周知徹底されたものでなければなりません。また、どの
     従業員がお客様と接しても、同じように応対できるようでなければなりません。

     そのために、接遇マニュアルは不可欠なものといえるのです。

   2.接遇マニュアル作成プロセス

     接遇マニュアルに記載すべき内容は幅広く、また企業規模や業種などによって異
     なるため、実情に即したマニュアル作成方法を選択することが重要です。

     (1)接遇マニュアル作成チームの発足(あるいは、担当者の決定)

       接遇マニュアル作成チームを設立し、そのチームが中心となってマニュアル作
       成を進めていきます。

       その際に検討することは、

        ・チームをどの部課に設置するか

        ・どのような従業員をメンバーとするか

       これらは個々の企業で異なりますが、一般的にはすべての部課と関連がある
       総務部に設置することが好ましいといえます。

       企業にはさまざまなマニュアルが存在します。

       例えば、物流業者であれば「車両運行マニュアル」「事故対策マニュアル」など
       が作成されていることでしょう。

       これらのマニュアルを利用することが多いのは基本的にドライバーです。

       また、マニュアルにはドライバーの経験に基づく考えを盛り込まなれば実効性
       の高いものとはなりません。

       このように、利用者が特定の部課あるいは従業員に偏りがちなマニュアルにつ
       いては、関連性が深い部課が作成しましょう。

       一方、接遇マニュアルには「来客応対」など全従業員共通の事項が多く含まれ
       ています。

       そのため、接遇マニュアルの利用者が特定の部課あるいは従業員に偏ること
       はほとんどありません。

       このような理由から、接遇マニュアル作成チームは総務部内に設置するのが
       最も効率的といえるでしょう。

       なお、総務部など部課が明確に分かれてない場合は、接遇マニュアル作成担
       当者を決定しなければなりません。

       担当者選抜の考え方は、前述した接遇マニュアル作成チームの時と同様です。

       つまり、「社内全体を見渡すことができ、
       多くの業務を知っている従業員」が適任
       ということです。

     (2)マニュアルに盛り込む項目

       接遇マニュアル作成チームが行う最初
       の仕事は、接遇マニュアルに、どのよ 
       うな項目を盛り込むかを決定すること
       です。

       一口に接遇マナーといっても、その範
       囲は非常に広くなります。

       例えば、基本的なものだけでも、

        ・来客時の接遇マナー

        ・電話応対時の接遇マナー

        ・他社訪問時の接遇マナー

        ・席次に関するマナー

       といったようにさまざまです。

       さらに、業種によっては「店舗接客マナー」などが不可欠なケースもあります。

       このように、接遇マナーの範囲は非常に広いため、一つ一つ確認してい ては長
       時間がかかってしまいます。

       そこで、接遇マニュアル作成チームは

        ・接遇マニュアルに盛り込むべき項目の案を決定する

        ・項目を「共通マニュアル」と「個別マニュアル」に区別する

       といったことを行いましょう。

       「共通マニュアル」と「個別マニュアル」とは、

        ・共通マニュアル:来客時のマナーなど、すべての従業員が利用するもの

        ・個別マニュアル:店舗接客マナーなど、利用が特定の従業員(販売員)
         に限定されがちなもの

       といった区分です。

       2つのマニュアルのうち、接遇マニュアル作成チームが一から作成していくの
       は、共通マニュアルのほうです。

       一方、個別マニュアルには担当者(現場)の意見を反映させる必要があるため、
       関係部課へのヒアリングなどを行って内容を精査していきます。

       「共通マニュアル」と「個別マニュアル」を区分することで、接遇マニュアルは
       作成しやすくなるはずです。

       この区分により、接遇マニュアル作成チームは、はじめに「共通マニュアル」の
       作成に注力することができますし、「個別マニュアル」については担当者の意見
       を聞きながら必要事項を絞り込んだうえで作成することができるからです。

     (3)接遇マニュアルの確認

       ここまでの流れは、接遇マニュアル作成手順の一例であり、実際に作成する際
       は、個々の企業の実情に即した効率的な方法を検討する必要があります。

       また、どのような方法で接遇マニュアルを作成した場合でも、接遇マニュアルの
       最終チェックは非常に重要です。

       接遇マニュアル作成チームが確認して、内容や誤字脱字をチェックした後に、
       各部門長などにも確認してもらいましょう。

       この段階で部門長から修正を指示されることもあるはずです。

       指示された部分を一つずつ確実に修正した段階で、接遇マニュアルは完成し
       ます。

  □接遇マニュアルの開示

   完成した接遇マニュアルは、社内の分かりやすい場所に備え付けます。

   また、従業員に接遇マニュアルの確認と実践を呼びかけましょう。

   全従業員に周知徹底されていない接遇マニュアルでは実効性がありません。

   接遇マニュアルは、企業全体の“接遇”の意識を高めるものであるため、利用されなけれ
   ば意味がないのです。

   また、従業員の接遇マニュアル利用を促すためには、企業経営者や経営幹部が率先して
   接遇マニュアルを閲覧し、日ごろの行動に取り入れることが重要です。

  □接遇マニュアルの見直し

   接遇マニュアルは、「品質管理マニュアル」などよりも不変性が高く、見直しがされる
   機会は多くありません。

   しかし、全く見直しを行わないのは問題です。

   そこで、接遇マニュアル作成チームが中心となり、定期的に接遇マナーの徹底状況を
   確認するようにしましょう。

   接遇マナーがしっかりと実践されているうちは、接遇マニュアルが機能としていると考
   えられるため、無理に見直す必要はありません。

   一方、接遇マニュアルが作成されたにもかかわらず、接遇マナーがあまり徹底されて
   いないようであれば、その原因を探ります。

   仮に、接遇マニュアルの実効性が乏しいと感じたら、従業員の意見なども取り入れな
   がら接遇マニュアルの見直しに着手します。

   そうではなく、そもそも従業員の“接遇”の意識が低いようであれば、企業経営者や経営
   幹部に依頼して、朝礼や社内通達を利用して接遇マナーの徹底を指示してもらいます。

   接遇マニュアル作成チームは、マニュアル作成のためだけに組まれたチームでは
   なく、効果の確認までを担当する必要があります。

  □ “接遇”の基本となる3つの態度

   1.礼儀正しい態度

     ・お客様だけでなく、上司、同僚、部下にも礼儀正しい態度で接します。
      どんなに忙しい時でも、笑顔で「おはよう
      ございます」「いらっしゃいませ」「ありが
      とうございます」と気持ちよく言えるように
      しましょう。

    ・どんな時にも相手の立場を考えて、発言・
     行動するように心がけましょう。
     「私がお客様なら、きっと○○して欲しいは
     ず」と考え、○○を実践してみましょう。

   2.公平な態度

     ・どんな方でも、お客様であることに変わり
      はありません。
      「優良なお客様にサービスすること」と「お
      客様に好き嫌いを作ること」は大きく異なります。
      常に公平な態度で接することを心がけましょう。

     ・上司、同僚、部下は共に働く仲間です。
      知らず知らずのうちに、上司には“へりくだり”、同僚とは“はしゃぎすぎ”、部下を
      “みくだす”といった態度を取っていないだろうか? 
      もう一度、確認してみましょう。

   3.清潔な態度

     ・人と人の出会いは第一印象が大切です。
      常に清潔感のある髪型、服装を心がけましょう。
      寝ぐせのついた髪、香りのきつい香水などは相手に不快感を与えるのでやめま
      しょう。

   4.接遇チェックリスト

      清潔度チェックリスト 

   
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整理整頓

                      

整理・整頓
  
  ■整理・整頓

   整理・整頓という言葉を聞くと子供の頃を思い出します。

   しかし、社会人になっても整理・整頓の下手な人が多いようだ。

   従業員の机の引き出しの中に私物が入ったりしていないだろうか?

   整理・整頓は会社(店)レベルの鏡であり、仕事の能率を左右します。

   整理・整頓の基本は「決める」、「戻す」、「捨てる」です。

   整理整頓こそ、仕事に取り込む社員の姿勢が具体的な形として表われ、良き職場
   環境と社風をつくります。

   社内における多くの問題(ムリ、ムダ、ムラ、クレーム、ミス)発生は整理整頓で決まり
   ます。

   1.整理整頓とは

    1)仕事は整理整頓に始まり整理整頓に終わる、整理整頓なくして企業の合理
      化はありえない。

    2)整理整頓はしつけと規律ある社風の窓であり鏡である。

    3)整理整頓の基本は「決める」「捨てる」「戻す」


   2.整理整頓のやり方

    1)目的の明示…何を整理整頓するのか、目的を明確にする。

    2)責任分担…… ○職場毎に担当区域および責任者を明確にする。

                ○必要に応じて責任名を明示する。

    3)整理基準点……ア)必要なものと、そうでないものを区別する。

                 イ)共通したもの、類似したものをグループ化する。

                    ウ)グループ化したものにウエートづけをする。

                    エ)それに従って大、中、小の項目に分ける。

                    オ)いらないものは捨てる。


   3.保管場所

    1)掃除用具その他共通道具は、その置き場を一定にして、責任者及び、位置
      区画などを明示する。

    2)整理保管箇所を明示し、保管要領を示す。どこにあるか、誰でも分かるように
      対象を、大、中、小項目に分ける。

    3)廃棄物処理場の場所を定めておき、処理基準を決める。


   4.使用手続き

    1)常時使用するもの、時々使用するものを区分し使用ルールを決める。

    2)使用方法、ルール、特性などを周知させる。

    3)共用物は誰が使用中か分かるようにする。(貸出ノート作成など)

   5.返済手続き

    1)破損、不足の場合の処置のとり方を定める。

    2)使用後返却する場合のルールを決める。

    3)収納要領を具体的に話す。


   6.保 存

    1)書類資料などは、保管、保存期間及び場所を決める。

    2)保管期間を経過した書類、資料などは定期的に一箇所に集める。

    3)保存の為、不要書類の「抜き取り」や「置き換え」をする。

    4)保存品は品名、期間、責任者などをカラーで明示する。

    5)主題別、相手先別などに区分し収納する。


   7.廃 棄

    1)廃棄する場合は担当責任者に連絡して適否を問い合わせる。

    2)廃棄するものは(仕分け、焼却、廃棄、売却)する。


   事務所の死角(トイレ、スクラップ置き場、書庫、倉庫のスミ底)に目をそそげば、利益
   が眠っているのです。

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