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・経営の軸足をお客様に置いているか
・バランススコアカード4つの視点
・プロジェクト
経営の軸足をお客様に置いているか |
企業とお客様を取り巻く経営環境で何が変わったのかというと、主導権が企業側から全部 今日、社長が軸足をどこに置いていいか、わからなくなっていることです。 悩む必要は全くありません。すごく簡単です。 軸足をお客様に置けばいいのです。 市場に置けばいいのです。 これで全てが見えてきます。 あるいは、頭でしか理解していない。 また、頭ではお客様に軸足を置きながら、実は手足がそちらに動いていないというのが お客様の側に移動したということ以外の何ものでもありません。 座標軸が変わった、これに尽きるのです。 したがって、企業の存在の条件は、お客様に喜ばれる経営の実現が鍵になります。 にも関わらず、お客様に喜ばれないことを、たくさんの企業がやっています。 もしくは、反発を買いながらビジネスをやっている企業の何と多いことか…。 現在、企業を取り巻く環境は非常に厳しいといわれています。 変化の速度も格段に上がってきています。 しかし、逆に「チャンス」も沢山あるのです。 当たり前といわれるが、世の中、全てにおいてこの「当たり前」ができていないことが まず正しいことが何かを正確に理解していない。 戦後75年を経て、実は正しいことの価値基準が変わったのである。 かつて正しかったことが、今正しいわけではない。 お客様第一主義、消費者主義という標語が(世間に)あふれているが、実際はやっていない、 基本は「お客様や市場に価値を提供するため」です。 逆に、価値を提供していないところは存在してはいけない。 お客様に価値を提供し続けることができる企業のみが存続し続けられるのです。 これまでの日本は社会主義でやってきた。これからは自由主義の時代である。 ことです。 品物が無い時は「ある」ことが価値であったが、品物が沢山ある時は「ある」だけでは 考える視点は、いかにすればその企業・組織の存在価値を高めることができるかという そのため、価値判断の軸は、企業が価値を生み出す相手側に置いた。 その結果、「どのような企業・団体であれ、組織運営の質を高めるための押さえどころは、 一般企業の社長からも、こうした言葉をよく聞きます。 「うちの会社は特殊だから、あなたの考え方は通用しませんよ」というのが本音だった しかし、仕事のやり方や進め方の向上を図ること、組織全体の力を高めること、より すなわち、特殊な組織などないということです。 仕事を進める上で、最初から最後まで一人で完結できるケースはほとんどありません。 多くの人、組織、外部企業と力を合わせて行っているはずです。 一人ひとりがいくら優秀であったとしても、お互いが足を引っ張り合うようでは、質の高い 学校であれば、校長や教頭、各担当の教師、父母、地域の方々がいかに協力し合えるか、 医療であれば、院長や医師、看護師、薬剤師、事務方、院内の協力者が力を合わせて 組織や人が協力して事を推進していくことです。 企業の場合も全く同じことです。 ところが、私がこれまで遭遇したケースの多くは、「どうしてこうもバラバラの意識で バラバラの意識を、どうしたら同じ方向に向けることができるのだろか。 一番強くすすめるのは“対話’’をすることであり、コミュニケーションを図ることです。 意識や思いがバラバラのままでは協力することはできない。 目標を確認することが大切です。 力を合わせるとは、心の向きを合わせることなのです。 すなわち、「何のために仕事をしているのか」「何のために自分たちは在しているのか」 という根本を共通認識としてきちんと整えることです。 質の高い対話やコミュニケーションが図れたとき、人のやる気は高まり、組織の力は大きく 人が共通の目標に向かって力を合わせるとき、信じられないようなことを実現してしまう 対話をするといっても、ただ単にお互いの趣味や世間話をするのでは、あまり価値がある お互いをよく知ることは無意味ではないが、対話の内容はやはり「いかにして自分たちの すなわち、自分たちの仕事の価値の提供先、受け手の側から考えることです。 教育であれば「生徒にとってどうか」「生徒にとってベストか」という視点で考える 企業であれば「お客様に喜んでいただけるのか」という判断軸で考えることです。 お互いに顔をつきあわせて、「どうしたらもっとお客様に価値を届けることができるのか」 しかし、現実には、このようなことに時間を割く企業などほとんど存在しないといっても 日々、目の前の問題の処理や対処に追われ、お互いをわかり合うために時間を使って 真にコミュニケーションの重要性を認識していないからです。 以上、述べてきたポイントを実現するための方法の一つが、「アセスメントの8つの基準」を あなた(自社)でお客様の視点に立って話し合うきっかけになるだけでも素晴らしい アセスメントの過程を通じて話し合うことで、お互いの認識の違いを理解することが お互いの理解が進むことは、協力し合えるようになる基本条件です。 ・経営ビジョンとリーダーシップ ・戦略の策定と展開 ・プロセス・マネジメント ・企業活動の成果 ・顧客・市場の理解と対応 ・人材開発と学習環境 ・情報の共有化と活用 ・顧客満足 次の4つの点に重点をおいて、アセスメントを実施してみてください。 ・自分たちはお客様をどれだけ理解しているか ・お客様からの信頼を高める活動が展開できているか ・リーダーの方針は徹底できているか ・従業員の能力を高めているか ・立ち止まる勇気を 立ち止まって、自分自身や組織の動きを高いところから見つめてみることが大切です。 この立ち止まる勇気を持ってほしいのです。 セルフアセスメントは、立ち止まるための有効な方法の一つであるともいえます。 人は自分のことをわかっているようで、その実ほとんど理解していないことが多いもの まことにわかっていないものです。 例えば、朝から晩まで怒鳴っている人が、「私ほど我慢している人間はいない」と言って
すなわち、「お客様にとってよかれ」と思ってやっていることがかえって不評だったり、 間違いに気づかない限り、それを改善することは難しいものです。 ことが大切です。 自分の汚れは鏡に映してみるとわかります。 自分の姿は自分で評価するのではなく、他人に評価してもらわなければならない。 評価すべきだからです。 だから基準書では、いかに相手から評価を得ているかを重要視しているわけです。 評価を得ているかに注目することになります。 改善の基本は、他人の評価、相手の評価であることがおわかりいただけると思います。 次に要求されるのが、相手やお客様が評価した結果をどう具体的に活かすかということです。 内容は大きく二つの項目に分かれます。 一つはプロセス、すなわち仕事のやり方や進め方、手続きなどを改善することであり、 そして改善したら、また相手から評価を得ることです。 少々改めたぐらいで「これでよし」としないことが大切です。 いつまでも同じやり方をしていては変化に対応できなくなるのです。 そうなると、企業の存在そのものが難しくなるかもしれません。 あくなき向上心をもって改善し続ける、そのための仕組みと意識を構築することが重要 いままで述べてきたように経営の要素には、まずお客様を明確にして、そして商品、 それらの要素を8つに整理したものが「経営の質を高める基準」(注)である。 があります。 「経営の質を高める基準」を経営に活かすというのはどういうことかというと、鏡の前で だろうか、確認するのです。 別の表現で例えれば、レントゲンでパシャツと自分の体を撮るような感じである。 一つ忘れてはならないのが、8つの基準は、道具、ツールであるということです。 使うのは手段であって、目的ではない。 ところが、それを使うことが目的になってしまうケースがあります。 道具というのは、使い方を間違えると自分を切ってしまう。 火でも、包丁でもそうです。 してしまいます。 道具というのは、そういうものなのです。 だからあくまでも道具なのです。 使い方なのです。 本当に正しい診断ができるのです。 ともかく形を学んで、形を越えてほしい。 茶道などでも、初心者のお手前はぎこちなくても、名人と呼ばれる人は、流れるような いちばん大事なのは、全体のつながり具合。 お客様からの意見があったら、これをちやんとプロセスに反映しているのか。 人の育成に反映しているのか。 リーダーシップの欠如があったら、それを素直に反映させているのか。 このつながり具合を常に見ていくことです。 協業のご案内 お問合せ・ご質問はこちら メルマガ登録(無料)はこちらから |
中小企業にとってのバランススコアカード |
■バランススコアカード(以下、BSC)とは バランススコアカードとは、会社のビジョンと戦略を4つの視点で展開していくことで、 BSCを一言で表現すると、目的・目標達成のための手段です。 バランススコアカードの考え方はシンプルです。 BSCの「バランス」とは会社の戦略、経営方針など現在の経営状況について、売上や そして、「スコアカード」とはその状態(計画とその達成度合い)をできるだけグラフ等 最近ではBSCを活用した中期経営計画を策定する会社が増えています。 従来型の中期経営計画は、ビジョン実現のために必要な戦略を列挙し、それを部門ごとに この方法では戦略や施策を網羅的に抽出できる半面、網羅的であるがために戦略の優先 この場合、それぞれの改善が最終的にどの程度ビジョン実現につながるのかが不明確に これから新たに中期経営計画を策定する場合や、既存の計画の見直しの際には、BSCの 中期経営計画にBSCを活用するもうひとつの大きなメリットは、課題解決の進捗状況が定 会社の状況を表す資料としてもっとも一般的なのは、貸借対照表や損益計算書などの財 中期経営計画通りに自社の売上は増加しているのか、資産状況はどのように変化したの しかし、仮に各種の財務指標が計画通りに改善していないとしても、それが「なぜそう そして、計画未達の本当の理由がわからない限り、有効な対策を講じることはできま BSC活用によって財務指標以外の目に見えにくい部分も数値化することによって、 1.ビジョンと戦略 BSC作成にあたっては、まずはその前提となる自社のビジョンと戦略を明確化す ビジョンとは自分たちは将来こうなりたいという会社としてめざすべき姿であり、会 また、戦略とはビジョン実現のためのいくつかの道筋のなかで、自社はどの道を選 たとえば、現在飲食店を経営している会社のビジョンとしては、「お客様に感動を ビジョンや戦略検討のための代表的な手法としてSWOT分析があります。 SWOT分析とは会社にとっての経営環境を内部環境・外部環境の2つに分けて、 分析にあたっては、「S」、「W」、「0」、「T」のそれぞれの領域にあてはまる事 ・どのように「強み」をいかせば「機会」をものにできるか ・どのように「強み」をいかせば「脅威」を最小限にできるか ・どのように「機会」をいかせば「弱み」を克服できるか ・どのように「脅威」と「弱み」の影響を最小限にするか などについての検討を行い、ビジョンやその実現に向けた戦略を決定します。 なお、戦略については優先順位をつけて特に重要なもののみに絞り込み、経営資源を ここで決定したビジョンと戦略について、BSCを使って4つの視点で整理・展開して 1.4つの視点 BSCは通常、(1)「財務」、(2)「顧客」、(3)「業務プロセス」、(4)「人材と変革」 そして、それぞれの視点ごとにもっとも重要な目標として「戦略目標」を設定し (1)財務の視点 目標実現に向けて財務状況をどのように改善していくかという視点です。 「収益の拡大」、「生産性の向上」、「財務体質の健全化」などがおもなテーマに 財務の視点の目標実現のために、どのような顧客ニーズにいかに対応していくかと 漠然と「顧客全般」と捉えるのではなく、まずは「どのような顧客に対して(絞り込 顧客の視点の目標実現のために、仕事の仕組みや流れなどを組織的にどのように改善 顧客に満足してもらえる高品質の商品をいかに効率的に生産するかなどがおもなテーマ 業務プロセスの視点の目標実現のために、ベースとなる力をどのように向上させて 社員の意識改革、組織人としての基本動作、人材の専門能力、リーダーシップ、組織 このように、4つの視点はそれぞれ独立した並列の関係ではありません。 財務はあくまで会社活動の「結果」ですから、それを向上させるためにはまず何が必要で 逆の流れも同様に因果関係があります。 たとえば、人的な変革はたんに特定の社員だけが属人的な際だった能力を獲得するので このように4つの視点の整合性を保つことがBSCの考え方のなかでも大きなポイントとな 1.戦略目標の展開 4つの視点でそれぞれの戦略目標を明確に 以下、策定の手順を紹介します。 (1)重要成功要因と結果指標の設定 戦略目標を実現するためにはさまざまな 次に重要成功要因が実際にどの程度達成できたかを示す「結果指標」と具 目標値は中期経営計画終了時点だけではなく、最低でも期末ごとに設定 また、目標値は実績値と比較可能にするために必ず定量化します。 さらに結果指標の達成度合いをあらかじめ予測するために「先行指標」を 先行指標は、「それがすべて達成されれば、自動的に結果指標が達成され 先行指標についても定量化が必要であり、目標値の設定間隔は指標の種 経営者はすべての先行指標の達成状況を把握し、必要に応じて次の一手 達成状況が確実かつ迅速に社長のもとに届くための仕組みづくりも求めら 日々のアクションプランに落とし込みます。アクションプランでは「誰が、い 各部門のマネージャーは部下のアクションプランの実行状況を日常的に管 アクションプラン作成にあたっては全社員参加型で各自の理解とモチべ− お問合せ・ご質問はこちら
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プロジェクト |
多くの会社では、日常の業務以外に組織横断的な取り組みが行われています。 たとえば、新商品開発のために意欲の高い人材を集めて特別チームを編成したり、 このような特別業務は「プロジェクト」と呼ばれることが多く、メンバーは期間限定で 経営環境がめまぐるしく変化する昨今では、機動的な対応が可能であるプロジェクト 1.「宴会」も立派なプロジェクトのひとつ たとえば、新入社員のための歓迎会を行うことを考えてみましょう。 社長が、日頃から「宴会部長」と呼ばれている中堅社員Aさんに、「新入社員の その舜間に、Aさんをリーダーとした「新入社員歓迎会プロジェクト」はスタート プロジェクトメンバーはAさんの指示で主要な役職者のスケジュールを確認す また、当日歓迎会に出席する社員は、社長を含めて全員がプロジェクトメン このプロジェクトの目的を改めて考えてみると、それは「全社員が集まって酒を 本当の目的は「既存社員が新入社員に対する歓迎の意を示すこと」であり、そ Aさんを中心とした主要メンバーは、この本当の目的を達成するために、店選 Aさんはたんに「宴会好き」ではなく、「さまざまな宴会の目的を理解し、それを Aさんは新入社員歓迎会のための店選びは「酒の品揃え」よりも「コミュニケー また、日程選択にあたっては「サービスデー」などの割安さよりも、社長を始め また、Aさんたち主要メンバーだけではなく、当日参加するすべての社員がプ つまり、プロジェクトメンバー全員が新入社員歓迎会の本当の目的を理解して このことを忘れて一部の役職者が新入社員に対して「近頃の若い者は・・・」と ここまではわかりやすい例として、「宴会」という比較的単純で、かつ成功のた しかしながら「正しい目的を全メンバーが共有すること」が成功のための第一 1.目的が明確化・共有化されにくい これはプロジェクト業務においてもどうしても日常業務の尺度から抜け出せな 誰もが容易に想像できる「歓迎会」の目的とは違い、通常のプロジェクトではこ たとえば、多くの会社で実践されている、全社員参加型の「生産性向上プロ 生産性向上とは、インプット(労力、時間、経費など)をできるだけ少なくして、 では、この「生産性向上」をそれぞれの部門の立場から考えてみましょう。 同じ生産性向上活動であっても、製造部門にとっての主要な関心事は生産量 たとえば製造部や営業部などの部門では、時間当たりの生産性があがれば、 全社として生産性向上によってどのような状態を実現したいのかという明確な 組織の指示命令系統は、原則ひとつです。 営業部であれば、営業部長をトップにした指示命令系統が構築されます。 そのなかで、上司は部下の業務内容を完全に把握したうえで、優先順位など ところが、全社横断的なプロジェクトが立ち上がると、もともとの所属部門以外 プロジェクト業務は通常の業務と併行して実施されますが、通常業務で大きな 特に短期的な収益に直結しないようなプロジェクト業務ではこの確率が高くな 状況によっては、プロジェクト業務を中断せざるを得ないこともありますが、重 そして、状況が整えばただちに活動を再開します。 避けるべきことは、たびたびプロジェクトを立ち上げておきながら、「不測の事 このような事態が続けば、新たなプロジェクトを立ち上げても、メンバーは「どう また、特に重要なプロジェクトについては、多少のアクシデントが起こっても何 参加メンバーにとって、プロジェクト業務は通常業務に加えての負担になりま メンバーのなかには、その負担を不満に感じる者もいるかもしれません。 また、そのような雰囲気がプロジェクト全体に蔓延すれば、もはや積極的な取 社長やプロジェクトリーダーはメンバーに対して、プロジェクトの目的とともに、 その際には、会社としてのメリットだけではなく、社員一人ひとりにどのようなメ 組織横断的にプロジェクトに取り組むメリットのひとつに、メンバーがそれぞれ しかしながら、状況によってはこのメリットが兼務による絶対的な時間不足とい 特に重要で長期にわたって多くの負荷がかかる業務については、プロジェクト また、新商品開発など、不透明な要素が多いプロジェクトについては、アイデ このあたりの見極めはプロジェクトリーダーによる進言だけではなく、全社的な プロジェクト業務を成功させるためには、さまざまな問題を克服していかなけれ すでにできあがっている通常の組織を使ったマネジメントよりもその難易度は そして、プロジェクトが成功するかどうかの多くは、リーダーのマネジメント次 たとえば、社内でもっとも技術力が高い人がプロジェクトリーダーを務めたとし 特に規模の大きいプロジェクトのリーダーには、社長にも匹敵するような広い プロジェクトリーダー選任にあたっては、社長自らが、さまざまな角度から吟味 一般的にプロジェクト業務は以下のような流れで進めます。 1.構想・方針策定 すべての仕事の出発点は「何のためにやるのか」という目的を明確にすること 目的があいまいなままだと、その後の計画、実行などのプロセスは的外れなも 特にプロジェクト業務では複数の部門にまたがってチームが編成されるため、 構想段階で明確な目的を設定しておくことが大切です。 たとえば、全社的な生産性向上プロジェクトの目的を設定する場合、なぜ、そ その出発点が「現在の長時間労働では社員の健康面で支障が出る」という人 また、目的を達成したかどうかの判断材料となる目標の設定も不可欠です。 そして目標は可能な限り客観的な数字で表せるものでなければなりません。 残業時間短縮が目的であれば、「全社員の月間労働時間を15%減らす」と 目標が設定できたら、それを実現するための基本的な方針を検討します。 具体的にはプロジェクトの重要性・緊急性に応じてプロジェクトに投入する労 この方針作りは、プロジェクトを全社の経営戦略のなかでどの部分に位置づけ 「自社の存続に関わる重要プロジェクト」と「成果につながるかどうかの可能性 このように構想・方針策定段階では、「何のために、どのような状態をめざし 次の段階の「計画策定」からは任命したプロジェクトリーダーに任せても構いま 次に、決定した構想・方針を具体化するための計画策定を行います。 この段階では社長自身がおおまかなアウトラインを描いた後に、詳細な計画 前述のように、誰をリーダーに任命するかはプロジェクトの成否に関わる重要 ほとんどの場合、リーダーは一定の役職があり、すでにマネジメントの経験が 特にプロジェクトメンバーの所属部門上司との業務調整能力などは必須となり また、計画には最低限このような事項を盛り込んでおく必要があります。 プロジェクトが開始されたら、プロジェクトリーダーはマイルストーン((事業の また、リーダーはその結果を社長にフィードバックすることも必要です。 特に、計画変更の必要が生じた場合などには社長からの承認が不可欠です。 一般的に計画がうまくいかない理由には、以下の3つが考えられます。 ①計画そのものに無理があった ②計画は妥当であったがやり方に問題があった(担当者の能力不足・努力 ③計画策定時と比較して環境が大きく変わった この際、①の場合は状況に応じて個々の計画を見直し全体の目標達成への また、②の場合はメンバーへの個別指導や、場合によってはメンバーチェンジ ③の場合は「計画策定段階」で設定した「プロジェクト中断要件」も参照して、 プロジェクトの達成、未達成にかかわらず、きちんとした区切りをつけ、総括を また総括はリーダーだけが行うのではなくメンバー全員が行うことが重要で 未達成の場合にその要因分析をすることはもちろんですが、達成した場合で 達成した場合には総括をせずに「打ち上げ」などの儀式だけで区切りをつける
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対応エリア | 静岡・愛知県内、東京周辺 |
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