〒422-8067 静岡県静岡市駿河区南町2-26-501
・プレスリリース 原稿の書き方~配信
・パブリシティ活動
・中小企業における広報は経営
・WEBプレスリリース
・プレスリリースの方法と送り先マスコミデータ
・パブリシティ活動でマスコミを活用する
・広報(PR)活動は中小企業の競争力を強化
■プレスリリース
1. リリースの方針を決める
あなたの記事をどんな人に読んで貰いたいかを決めることで、自ずとどんな読者層のメディアに
リリースを送るのが適しているかが分かります。
「やたらめったらに送る」ではなく、掲載相手を「ピンポイント」で絞り込めば、そのメディア
の特性に合わせた表現が使えます。
そして、忘れては行けないのが、プレスリリースによって期待する方針を決めておくことです。
というのも、記事にしてもらうことで相当数の読者の目に触れるため、商品の問い合わせが殺到
するなどの直接的な効果も期待できますが、何よりも後々になってからも「あの時に話題になった
◯◯」ということで、HP、ニュースレター、DM等に掲載することで、二次的な信用効果も
出てきます。
記事を読んで問い合わせてくる効果は、新聞なら発売日からせいぜい1週間、月刊誌で2〜3ヶ月
くらいです。
これに対して、発表当時このように取り上げられたという使い方は、その商品なり会社なりが
存在する限り、効果が持続します。
2. リリース原稿を作成する(2〜3ページ程度)
方針が決まったら、次は原稿を作成します。
作文の苦手な人であっても、小説を書くわけではないので、表現に凝る必要は全くありません。
それよりも注意することは、伝えたいことが確実に相手に伝わる内容にすることです。
案外当事者であるあなたには「当たり前」と思っていることでも、他の人から見ると「???」
だらけということも珍しくないのです。
もう1つの注意点は、売り込みにならないようにすることです。
商品を紹介して売り上げにつなげようと、「高性能です」「格安です」といった「売り込み」
丸出しでは、原稿内容としては不適切です。
このような点をふまえて、どこにニュース性があるのか、手にとって最初の5秒で続きを読んで
みようと思わせる構成で、原稿を作成します。
中には、多くを説明しようと10数ページもの原稿を作成して、送る人がいますが、相手に迷惑
がられるだけです。
10ページを越える内容を送られてきたら、読む前から見る気を失ってしまうかもしれません。
せいぜい2〜3ページにとどめて、「続きはホームページをご覧下さい」のようにするのが効果的
です。
3. 詳細説明書を(できればweb上で)作成
プレスリリースとして配信する内容は、ある意味短ければ短いほど効果的です。
なぜならば、簡潔に要点をついているからこそ短いのであって、見る方も短時間の内に要点を
つかむことができるからです。
とはいえ、短い文章の中に具体的な詳細なことまでは表現できません(だからといって、細かい
字でたくさん書くのはもっとよくありませんが)。
そこで、最初のリリースに興味を持ってもらった人向けに、詳細な資料を用意しておくことです。
webページに掲載しておき、リリースの中に、「詳細はこちらをご覧下さい」と一言書いて
おくだけで十分です。
わざわざ詳細なwebページを見に来てくれた人は、それなりに興味があるから見に来たのです。
ここでは、商品のカラー写真や競合商品との性能比較表など、詳細かつ客観的な資料を用意
しましょう。
リリースの中でいくら「業界最安値を実現」としてみても客観性はありませんが、詳細資料の
中で既存の「最安値」に関する資料を集めたうえで「それより安い」と書けば、記者が調べる
手間もちょっとは省けるかもしれません。
4. 配信先のマスコミ名簿を作る(部署名・担当者名・送付方法)
原稿ができたら、次にマスコミにプレスリリースを送ります。
ここで考慮することは、マスコミのどの部署に送るかです。
例えば新聞社を例に取ると、経済記事の部門に送るのか、政治記事の部門に送るのか、リリース
の内容によって代わってきます。
(どの部署に送るかもわからず、代表宛に送ったり、全ての部署に送るのはやめましょう。
会社にもよりますが、代表に送っても担当部署不明ということで処分される可能性は高いですし、
複数の部署に送って同じ日の異なる記事でかかれたりすると、ブラックリストに載ってしまい
ます。)
さらに欲を言えば、部署名+担当者名まであれば、より確実に相手に届く。
こうした情報は、組織変更などもあるので、送る直前に電話等で確認する必要があります。
5. 郵送・FAX等の指示に従って、プレスリリースを送付
メディアによってはFAXで送るのか郵送で送るのか、あるいは他の方法によるのかが異なり
ます(同じ会社でも部署によって違う場合があります)。
相手に気持ちよく「読んで戴く」ためにも、こうした約束事は最低限のマナーと言えましょう。
6. アフターフォロー
リリース記事を送ったあと、新聞社などからは早ければその日の内に電話がかかってくることが
あります。
当然のことながら、2〜3ページのリリース内容では詳細がわからないため、いろいろと質問を
されることになります。
その時にちゃんと答えられないと、リリース内容の信頼性が問われてしまいます。
また、その時話の分かる人がいなければ、再び連絡をくれる保証はありません。
責任をもって対応できる人がいるか、他の人でもわかるように状況を説明しておき、必要で
あれば補足資料などの準備もしておきます。
7. 効果の検証
実際には取材も何もなく、いつの間にか掲載されているものもあります。
このような場合、掲載されたかどうかは、自分で調べない限りわかりません。
プレスリリースの狙いは、それを読んだ人が購買行動等のアクションを起こす期待以外に、
資料として自社(あるいは商品)の信頼性を高めるところにあります。
ですから、1つでも多く掲載された実績があれば、客観性をもつことにつながります。
自分でどこにリリースを出したか控えておけば、後から確認もしやすくなります。
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中小企業における広報は経営 |
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Webプレスリリース |
■Webプレスリリース 従来のプレスリリースは郵送や直接持ち込みなど、ローカルなアプローチが主流でした。 しかし、プレスリリース配信サービスはWebに掲載してネットワーク上でアプローチする ため、ローカルより圧倒的に早く効率的に配信することが可能です。 またWebに掲載することで多くのユーザーの目に留まり、プレスリリース自体が商品・
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プレスリリースの方法 |
IT環境の進歩により消費者主導の時代になった今、売る側がマスコミを通してさまざまな 起死回生の中小企業を紹介するガイアの夜明け、カンブリア宮殿、アーカイブス(NHK) B級グルメ、パテシエ、ものづくり(東大阪、大田区)など。 TV、新聞、雑誌などに紹介される情報(商品やサービス等)の多くは売る側からの情報提供なので す。 報道の基準は、規模ではなく、ニュース価値です。 会社の規模とは関係ありません。 良い物だから売れるのではなく、良い物のように思えるから売れるのです。 「知っている番組で取材された商品・サービスなら…」と購入したこともあるでしょう。 大きなコストをかけてマス広告で、ターゲットに訴求できない中小企業にとっては、マスコ 彼らは、業界誌や新聞の小さな記事などをヒントに、テレビ番組や記事の企画をしたり、 「これは売れる」と思われる新製品を開発し、宣伝したいが宣伝費が十分にない、といっ 新聞や雑誌を使った広告には多額の費用がかかり、これを使って宣伝するのは難しく、 パブリシティを利用した宣伝効果の特徴は大きく二点があげられます。 しかし、ここで念頭に置いておきたいのは新聞や雑誌の記者や編集者が「この製品は 「掲載に値する」と相手に思わせるためには、積極的に働きかけることが大切です。 とにかく「採用されなくてもともと」という開きなおった気持ちで、新製品の紹介欄をも (1)担当者にくらいつく 商品資料を送る前にまず電話を入れ、担当者名を聞き出しその担当者宛に送る。 (2)パブリシティの中身を吟味 文章だけでなく、写真や説明図を添えてできるだけビジュアル化する。 また、開発の背景などもいれるとよいでしょう。 資料を送付して適当な時間がたってからプッシュの電話をする。 (4)実物をみてもらう 郵送、持って行く、見に来てもらう、と方法は適切なものでよい。 資料だけでは関心を持たない人も、新たに関心を持つ可能性がある。 以上の4つのポイントを相手や商品によって考え、組み合わせていくことです。
大企業は広報体制が整っているが、中小企業はそこまで気が回らず、新製品などの ここ数年、ベンチャー企業、ニュービジネス企業を含め中小企業に対するマスコミ報道 内容が報道価値のあるものであれば、企業規模は問題ではありません。 こんな時期にこそ、社内の広報活動を見直し確立するチャンスなのです。 その場合、 そしてそれを、 同時にこの特徴を「的確に言い表す」ことは大切なポイントです。 次にコンタクト先ですが、これは業種・業態によって左右されます。 広報活動をスムーズに行うためにコンタクト先を正しく選択することは重要です。 例えば、経済・産業のニュースに限定した場合を例にしますと、窓口は ・専門の新聞・業界紙 ・経済・経営雑誌 的はずれなところにコンタクトをとるのは、取り上げてもらう望みが薄く骨が折れるばか マスコミにPRするもっともいい方法は新聞、テレビ、雑誌などのマスコミを利用して うっかりすると、その後に大きく響く結果を残すことになりかねません。 広告なら、お金さえ出せば、好きなときに好きなだけ、こちらの意志で自由になります つまり、興味をひくものでなければ振り向いてもくれませんし、逆に興味さえもっても 事前に発表の場にあわせて、日程や発表方式を相談しておくことが大切になります。 記者発表をする場合は、「一般紙を優先し、その後で業界紙や雑誌を対象に発表する」 「一般紙、業界紙」と「特約店や販売代理店」への発表を一緒に行うことは避けま □低限、用意しておかなければならないもの ・その製品の特徴、価格、発売時期などを要領よくまとめたニュースリリース ・会社紹介、会社概要 ・製品の写真 ・社長の顔写真 といった当たり前のものばかりですが、いざ発表する時になって慌てないよう、この 発表するときには次の2点に気をつけましょう。 ・「簡潔に、要領よく説明」 ・「質問には決してごまかしたり、嘘を言ってはいけない」 わかってはいても、いざその場になるとなかなか難しいものです。 説明に関しては、事前の準備の仕方で補うことができますが、問題なのは質問に答える あらゆる質問に備えて、社内で模擬会見をしておくことをお勧めします。 会見には必ず社長か、役員に同席してもらうことも肝心なことです。 「良い製品を開発しても、自社にネームバリューがなく、新規顧客を獲得できない」 これが、大企業や大手FCチェーンなどであれば、多くの営業担当者を割いてたくさんの そこで、多くの営業担当者を割いたり、多額の予算を投入することなく、広く自社や それが、「パブリシティ活動」と呼ばれる情報発信の取り組みです。 パブリシティ活動とは、一般に、企業などが自社や商品の情報を発信して、メディアに取 企業による情報発信の取り組みは、「営業担当者による既存・新規顧客への営業活」 こうした企業の一般的な情報発信の取り組みに対し、パブリシティ活動には、 ・メディアを通じて一度に多くの人に自社の情報を発信できる ・広告と異なり、活動費以外の費用(広告費など)が発生しない ・メディアという第三者に取り上げられることで、信用力を向上させることができる などの利点があります。 また、パブリシティ活動においてもほかの情報発信の取り組みと同様、元々資金力や しかし、パブリシティ活動は、「メディア側が取り上げる情報を決定する」という特性に 既に「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」などの番組でご承知のことでしょう。 また、パブリシティ活動においては、うまく条件が合えば中小企業においても大企業並み そこにうまくアプローチし、メディアから評価を受けることができれば、中小企業であっ 人件費や多額の広告費を負担できない中小企業にとって、あまり費用をかけずに広く メディアに取り上げてほしい情報の整理 ・情報を受け取ってほしい読者・視聴者により、 ・メディアを動かすきっかけとなる重要なツール ・発送先データの収集 ・取り上げが見送りとなる 大企業と比較して、多くの中小企業は遠く・広くお客様から存在を認識されていないのが このような環境の中で広報活動は会社にとって重要な経営課題となります。 「仕入れ(製造)−価値作り−売る−回収そして仕入れ・・・」のサイクルがビジネスの 企業の大小を問わずこのサイクルを回すことが経営。 行商人は売る前に必ず叫ぶ。「人は知らないものは絶対に買えないし、買わない。 報せなければ買っていただけない」のです。 お客様が知らない企業は存立し得ません。 お客様に適切に報せる能力が顧客を増やす原動力となり、その優劣がライバルとの コストはゼロだが、報道の可否は一切メディア任せ。 従って報道された場合の客観的価値・信頼性は圧倒的に高く、しかもその伝播力は 記事やニュースはいわば第三者に評価された「印籠」なのです。 平等な機会が与えられ、価格・好み・品質・製品など顧客の求める価値が多様化して メディアは、企業に代わって、創業者の夢や志、経営ビジョンや経営戦略、商品・ サー そのメディアにいかに多く協力してもらえるかが競争に勝つことの秘訣。 メディアは顧客や社会の代表者でもあり、社会の声を十分に察して、必要な情報入手を その記者の背後にはお客様・社会の人たちがいることを肝に銘じておくことです。 営業が顧客の窓口ならば、広報は社会に通じるメディアの窓口。 「広報−メディア−顧客」が一直線上にあることを片時も忘れてはならない。 ニュースの素材(ネタ)を探すには、キーワードで考えます。 まず、 ・「新しい」「最も」「初めて」や「NO.1」がつくと立派な素材になる。 ・「独自=オンリーワン」、「独特=ユニーク」、「独創=オリジナル」という三つの ・「驚」くべき、「珍」らしい、「まさか?」 にはみんなが目を見張る。 ・玄人的趣味を持つ面白い社長や誰もやれない痛快なことを成し遂げた社員な ・人助けや地道な社会貢献などの「美談」や「心温まる話」は拍手喝采を受け ・「世相・時流・指標」のキーワードも注目に値する。 ・「業界一の売上高増加率達成」など「指標になるもの」も喜ばれる。 ・企業活動について。 「素材はもう一つの経営資産」であることを忘れないでください。 キーワードをいくつくれるかが広報合戦に勝利する鍵となる。 しかしどれもが日本一など魅力的な弾丸とは限らないので、条件付き“キーワード”で もっと「狭い」範囲で、 ・「その地域で一番のシェア」でもOK。 ・さらに、「小さい」を「業種・業界」「分野」と組み合わせる。 ・「ある業種でNO.1」、「ある分野でユニーク」等。 つまり、「小」と「狭」、「分野・業種・地域の組み合わせ」がキーとなる。 1つの報道や記事は、膨大な読者・視聴者への遡及に加え、多くのメディアの耳目にも 「記者の最大の情報源は他の記事(報道)」です。 ある報道は他の記者にとって「取材候補企業」となり、取材申込みが増える。 小さな記事・ニュースでも大切でありビジネスチャンスが拡大する。 メディアに取り上げられた「記事は印籠」であり、社会の信用・信頼性が飛躍的に増し 「有名ブランド」は万人に好まれ、求人活動に果す効果は計り知れません。 だれでも有名な企業で働きたいのです。 好ましい報道の繰返しは企業イメージを膨らませ長い目でブランドを築くのです。 同じ価値の商品・サービスであれば、広く報せる力が強い方が勝つ。 今や広報力の優劣が業績を変える時代だ。 企業力は、販売力・財務力・購買力・技術開発力の積といえるが、その上広報力が 広報力は、広報(発信)と広聴(受信)を両輪として企業力全体を支えつつ、ビジョン・ 記者は顧客への伝道者で顧客の代表者でもあるので、いつも社長が応対することが 経営は社長の夢・想いの具現化に他なりません。 記者の記事は「社長のビジョン+熱意」で進む。創業の夢・志やビジョン・理念を責任と 社長は自らビジョン・理念を語り、自社及びその商品・サービスを一人でも多くの人に 新商品や特徴あるサービスをもっていたとしても、それをうまくプロモーションし、顧客 自社名や商品・サービスの認知を広げるには、費用をかけて広告を打ったり、イベント 一方、あまり費用をかけずに広く情報発信する手段もあります。 それは、自社の情報をメディアに取り上げてもらうことです。 メディアに取り上げられることで、商品・サービスだけでなく、自社のイメージや信用力 送り先であるマスコミに向け、企業の新製品・新サービスについての情報や記事をいいます。 大企業は広報体制が整っているが、中小企業ではそうはいきません。 「これは売れる」と思われる製品・商品・サービスを開発し、これを宣伝したいが広告・宣 プレスリリースの内容のポイントは、有益な情報の提供に徹すること。 タイトル、リード(要約)、本文の3つで構成し、A4判1枚に、 ニュースネタは身近にあるものです。 突飛なユニークなネタに固執していては、なかなかプレスリリースに踏み切れません。 身近な情報を、トレンド、あなたならではの視点と結びつけることで、ニュースになり 誰も考えつかなかった商品であっても、独自の視点と既存のサービスの組み合わせです。 かといって、これを怠れば製品・商品・サービスはなかなか売れない。 この悩みを解決する手段として情報や記事として送るプレスリリースという方法があり 自社の商品・サービスが取り上げられるかどうかは、メディア側に決定権があります。 メディアには、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・インターネットなどさまざまありますが、 プレスリリースを発信する目的は、まず、メディアの担当者の関心を集め、実際に記事な プレスリリースは、メディアの担当者が記事を書くために参考にすることを念頭に、 図表や画像を使うこともアピールしたい情報を効果的に伝える一策です。 また、あからさまに広告・宣伝じみた文句は好まれません。 無論、事実と異なる嘘や誇大表現をしてはなりません。 発信したプレスリリースが、必ずしもメディアに取り上げてもらえるとは限りませんが、 ①純粋な記事として紹介してもらうための広告活動なので広告のような ②記事として取り上げられるので、読者への信用度や説得力は高く、 マスコミ向けに自社の事業・製品・サービスが社会にどんな新しい価値 プレスリリースの書き方のポイントは、有益な情報の提供に徹すること。 タイトル、リード(要約)、本文の3つで構成し、A4判1枚に、簡潔なメッセージで商品・ ニュースネタは身近にあるものです。 身近な情報を、トレンド、あなたならではの視点と結びつけることで、ニュースになり 誰も考えつかなかった商品であっても、独自の視点と既存のサービスの組み合わせです。 プレスリリースを書く時でも、“つながり”が重要です。 多くの人が理解できること、知識と結びつけない限り、プレスリリースの内容を理解して どんなに有益なプレスリリースであっても、情報の送り あなたにもプレスリリースを活用できるコトやモノが必ずあるはずです。 ぜひこの機会を逃さずチャレンジしてみましょう。 お問合せ・ご質問はこちら |
パブリシティ(広報)活動でマスコミを活用する |
大企業と中小企業の広報の大きな違いは、マスコミがコミュニケーションの輪に 「小さな会社なんて相手にされないから」とあきらめている中小企業経営者はたくさ 改めて購読している新聞や雑誌、よく見るテレビ番組を思い出してみてください。 発行や放送している企業名をどのくらい知っているでしょうか。 名前も聞いたことがない企業も多いことに、驚くはずです。 一方、政府、自治体、大企業など、マスコミにとって報道“しなければいけない”記事 しかし、報道の基準は、規模ではなく、ニュース価値です。 会社の規模とは関係ありません。 中小企業にとって、マスコミに取り上げられるメリットは大きいです。 良い物だから売れるのではなく、良い物のように思えるから売れるのです。 レストラン街の店頭では、掲載された新聞や雑誌を看板のように飾っています。 ショーウインドウと値段だけでは判断は難しいのです。 「知っている番組で取材されたメニューなら…」とお店に入ったこともあるでしょう。 大きな予算をかけてマス広告で、ターゲットに訴求できない中小企業にとっては、マ 広告と広報の違いは、どちらとも広く伝えるという意味です。 広告はお金を払って、告知を掲載すること。 広報は、政府、自治体、非営利団体の告知でよく使われます。 広報の本来の意味は、パブリックリレーション(Publicrelations)といい、利害関 すなわち、“つながり”を重要視しているということです。 つながる広報のイメージは、 一方的な情報の伝達ではなく、双方向の情報提供、相互理解が、企業活動の基 直接の売り上げとなる(潜在)顧客だけでなく、多くの関係者とのつながりで企業 広報のイメージは一般的な利害関係者を上げました。 自社を中心に置き、実際に書き出してみてください。 要職に多く就いている方は、コミュニケーションを取っている丸が多いでしょう。 丸に漏れがないか。 情報伝達の矢印の一方が、太くなっていて、バランスを欠いていないかどうかを 政府広報、自治体広報は、一方通行の伝達も多いのが事実です。 近年では市民の声を聞く部署を配置したり、ホームページなどで市民の声を聞い 政府、自治体でも、つながる広報を試みているのなら、一般企業はなおさら取り 情報伝達先にマスコミがなければ、あなたの会社の情報は、マスコミに伝えてい 関係はもたないという考えであれば、気にもかけないし、相手のことも知ろうとしな 大手PR会社が設立されたのが、1960年代の高度成長期でした。 マスコミへの情報発信は、政府や自治体、大手企業のみが行っていました。 マスコミも大きい組織を追っていれば、よかった状況でした。 このような時代であれば、中小企業は大手企業との取引をすることで、安定的な しかし、大手企業との関係がなくなれば、受注先の顧客との関係も途切れること 直接顧客と繋がり、その前に知ってもらうには、マスコミへのアプローチが経営上 マスコミで露出をしたいのなら、コミュニケーションの輪にまずマスコミを入れるこ 新商品の発売の時にだけのお付き合いではなく、継続的に情報発信、やりとりを マスコミへの心理的な壁は、どんな中小企業でも大きく、特別視されています。 広報の専門誌も発行されて、広報と企業のあり方に注目も浴びてきましたが、紹 しかし、マスコミを意識することで プレスリリースを書かなくても、取材はある日、突然やって来ることもあります。 ホームページを作りっぱなしではなく、更新していれば、サイト検索によって取材 まだまだ時期尚早と機会を逃すのではなく、日頃からのマスコミ対応の準備をし お世話になっている社長からマスコミを紹介されれば、断ることもできません。 この工務店はシックハウス対策の住宅を建設してる。 実は、この工務店の社長自身、初めて建設した自宅がシックハウスで、アトピー それ以来、室内の空気環境の研究、実験を繰り返し、まだ完治はしていません このことが社会性のあるテーマでもあり、自治体、建設業界からの講演の依頼も 自らプレスリリースで情報発信しなくてもいいと思うのですが、A社社長いわく、 マスコミからの依頼の対応だけでは、健康の最新情報など、伝えたくても伝えられ 知人からプレスリリースについて教えてもらい、マスコミへの情報発信の重要性を A社社長の社内会議では、セミナー、講演会、新規事業を立ち上げる時には、マ マスコミの先にいる読者、視聴者にとって有益な情報なのか。 マーケットとしてのマスコミが、企業活動の方法性を決める、一つの判断基準に 新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットのうちどのメディアで報道されれば、効 まず、新聞と言っても県紙、全国紙、地域紙があります。 また経済面、社会面、県民版、生活部など部署も明確にしましょう。 効果的という視点で考えると経済面となりますが、グローバル企業、日本の大企 社会面というと事件、地域活動のイメージが強いのですが、「経済部で受けきれな 次には、メディア名、部署、連絡先を記入したメディアリストを作成します。 住所、代表電話はホームページで調べられます。 「マスコミに連絡して、怒られないか」と言う中小企業経営者もいます。 ネタ探しと締めきりとのプレッシャーから、冷たく扱われることもあるが、ネタが良 丁寧に対応してくれます。 第三は、プレスリリースを送付したい部署に繋いでもらうことです。 その内容を伝えれば、FAX番号を教えてくれます。 商品写真などは、封筒で郵送して、到着するころに、確認の電話をします。 マスコミ各社の代表連絡先が収録されているマスコミリストの購入によりホーム その中から、あなたの会社の独自のメディアリストを作成してください。 掲載実績を着実に成果につなげていくことが大切です。 業界内、地域で評価されていない企業を、全国区のマスコミが興味を持ってはく 取材先を選ぶ時の基準となるのは、地域や業界内で有名な会社です。 掲載紙(誌)のコピーと一緒に、プレスリリースを送付することもポイントになりま プロの記者が、どのような視点で記事を書いたのか。 ホームページ、パンフレットの情報が、どのように表現されているかを、彼らは執 マスコミは独自のニュースを取り上げたいと、誰も取り上げていないネタを追って 他社で取り上げたニュースも、情報源なのです。 マスコミが取り上げたニュースは、当然、報道価値があるからです。 ある新聞社で取り上げたニュースを、他の新聞社で取り上げられる可能性はなく 業界、専門紙(誌)を、隅から隅まで読んでいる新聞記者、新聞地方版の小さな記 彼らは、業界誌や新聞の小さな記事などをヒントに、テレビ番組や記事の企画を しかし、「興味を持って読み進んでいたら、結局、宣伝ばかり」というものには、落 「読者が喜ぶニュースを、自らのメディアで伝えたい」というジャーナリストの気持 例えば、香川の讃岐うどん。 うどんという特段新しいものでもない食品がブームになった影には、小さな雑誌編 「讃岐うどん独特のこしのあるうどんを全国に広めたい」という想いがあったのだ。 タイトル、リード(要約)、本文の3つで構成し、A4判1枚に、簡潔なメッセージで商 仮に「街のお祭り」ならば、開催概要だけでは、取材の対象になりません。 記者に注目してもらうには、社会背景に対応したメッセージと、例年との比較など 中小企業のターゲットとする市場は、大企業が対応しない小さな市場の場合もあ 理解できないという前提で、あなたの商品、サービスを必要としている人、企業の 一方、大手新聞の記者では理解できなくても、業界、専門紙・誌の記者ならば、興 メディアをリストアップしておくことが、プレスリリースを書くときに、役立ってくる。 メディアを探し出しておくことで、取材〜掲載のチャンスロスがなくなります。 まずは、今ある商品をプレスリリースで求められる要素を盛り込んで書いてみま そのプロセスで新たな切り口、視点が見つかれば、書き直して、マスコミに発信し なお、ニュースネタは身近にあるものです。 突飛なユニークなネタに固執していては、なかなかプレスリリースに踏み切れま 身近な情報を、トレンド、あなたならではの視点と結びつけることで、ニュースにな 誰も考えつかなかった商品であっても、独自の視点と既存のサービスの組み合わ プレスリリースを書く時でも、“つながり”が重要です。 多くの人が理解できること、知識と結びつけない限り、プレスリリースの内容を理 |
パブリシティ(広報)は中小企業の競争力を強化 |
ビジネスの最小単位の焼芋の行商人を考えてみましょう。 まず芋を仕入れて、町へ運び焼芋を作る。 これは価値作りである。 次にそれを売って代金をもらい、利益で自動車を買うなど再投資する。 もっと儲かれば給与アップや貯金に回す。 基本。 企業の大小を問わずこのサイクルを回すことが経営の基本です。 しかし、実はそれだけではありません。 そこで、「価値作り」から「売る」間にある重要なビジネス活動の存在に気づかな 行商人は売る前に必ず叫びます。 「人は知らないものは絶対に買えません。 報せなければ買っていただけない」のです。 お客様が知らない企業や商品は存立しません。 その優劣がライバルとの競争を決します。 広報の能力=成長の能力、つまり広く報せる=広報は経営そのものなのです。 売れないと嘆く前に、買ってもらえないのは報せる努力が足りない、と反省すべきです。 “お客様からいただく売上げだけが会社(あなた)存立の唯一の源である”ことを、 報せるためには、まず顧客を直接訪問する。 次に、街頭を歩き、大声で、スピーカーで呼びかける……。 これらは昔から行われている「報せる」方法です。 これは「広告宣伝」です。 そして「記事」や「ニュース」として報せる。 これが「広報・PR」と呼ばれるものです。 その方法を紹介します。 自分(自社)のホームページも簡単に立ち上げることができます。 その都度更新し、自分(会社)の顔を整えます。 しかし、それだけではアクセス数は増えません。 つまり、誰も会いに来てはくれません。 そこで、自分でもメルマガを配信したりブログを作ったりして、その存在をアピール これら一連のことが、いわゆるメディア=媒体で報せる方法なのです。 メディアをうまく活用すれば、小さな会社でも情報の質・量・スピードにおいて大企業に なぜなら、顧客の嗜好、品質が多様化し、それによって、価格も多角化しているから 今は量より質、価値、あるいは機能性や機動力が優先されます。 つまり、小さな会社でも価値とスピードで、大企業に勝てる時代なのです。 ところが実際には、多くの小さな会社には次のような弱点があります。 ①広報の大切さを理解せずに、機会損失をしている そこで、価値ある情報をまとめて積極的に報せる「広報力」の重要性はますます高 小さな会社でも独創的な知恵があれば、広報に力を入れることによってライバルを そもそも有名になり、イメージが上がるとどんな効果があるのでしょうか? 広報の目的とはいったい何でしょうか? まず、外的な意義・効果を考えてみましょう。 広報活動がうまくいけば、以下のような成果が行られます。 一方、内的効果も大きいことを見逃してはなりません。 そこで、広告と記事の違いを明確に学んでおきましょう。 ◎広告 ◎記事・ニュース ◎記事広告 価値(Value)のプレゼントによって生まれるもの」ということです。 金(カネ)より価値(カチ)なのです。 ところで、「広告はお金が必要だが、記事はタダ!」と言う人がいますが、“記事は無料 広告は「広告費=Advertising Fee」が必要ですが、記事には社長の決意があり、 実際、社長や広報担当の時間や労力が必要ですから、タダというのは間違いです。 広報は崇高なる経営の仕事。 広報を重視する風土や文化を育てましょう。 永遠の成長を促すには、無限の情熱員を投入し、広報資産を築き上げることです。 1.社長が率先する それが社内外に決定的な好影響を与えます。 2.広報担当者を指名する そこで、顧客の窓口に営業担当者がいるように、顧客の代表者であり、社会の 記名に知名度アップに協力してもらおうとお願いする立場なのに、その窓口が そして、経営として広報に取り組み、情報をどんどん発信することによっで情報 社長が頭脳とすれば、広報担当者は顔。 組織上にも広報課、係、グループなどを設置し、兼任でよいので、将来を託せ そのうえで、社内外にわかるように名刺に“広報担当”と記載することが大切です。 広報担当者は、ネタを探し、それらをまとめ、社長に相談してメディアに発信し 社長や社員がネタ発掘を心がける会社、ネタが湧き出る会社ほど社員は生き A社の総務係長・Bさんは、社長に「今度、売りに出す新商品を何とか記事にしてほし A社は、会社設立1年。企業向けに独自開発したIT技術を活用したマーケテイング 広報のことは何も知らないBさんは、いったいどのように実践すればよいのでしょう。 1.社長にテーマ(切り口)を聞く これを「切り口」といいます。 ここでは、次のような切り口を考えてみましょう。 ・独創的な技術を開発したこと などですが、今の段階でまだ決める必要はありません。 記事にしやすい切り口でよいので、記者と話す段階、もしくは記者に決めても 2.USP(強み)と差異(違い)を箇条書きでまとめる ・USP(Unique Selling Proposition)=独自の売り、強み、特長 これらを明確・簡潔にわかりやすく表現すると、プレスリリースの根幹ができま 新商品として販売する営業担当者のためにも、ライバル商品と比べてどのよう まず、USPと差異を3つずつほど箇条書きにしてみてください。 見つけ方のポイントには次のようなものがあります。 ○USP ○差異 ところが、このようなポイントで探してみても、なかなか、“日本一”や“世界 その場合は、「小」と「狭」、さらに「業種」「分野」「地域」のキーワードを たとえば、日本一でなくても、県で3番以内、あるいは、市でベストテン、町で最 つまり、範囲をだんだん狭めて考えていくと、どんどんハードルが下がってネタ さらに、3つの独(独自・独特・独創)を組み合わせて考えるともっと魅力的にな それが強みであり、差異なのです。 強み・差異がいくつかリストアップできていたら、その優先順位を考えてみま 「どれを強調すると相手にインパクトがあるのか?」を考えながら。 まず「細分化」して考え、それを「統合化」し、アイデアとして「具体化」するので 売り込む先を自社の商品(製品・サービス)を最も欲するであろう特定の顧客 異なった視点から考える工夫は、広報担当者としての素養を一段と磨くことに さらにメディアへのプロモーションを働きかけることによって、単に自社商品の売上げ ちなみに、広報を軽視し、広報を怠る社長は、2つの機会を逸しています。 ①業績を伸ばす機会を逸している。 広報を軽んずる人物を重用することは、ライバルに比べて相対的な衰退を意味する。 ライバルに報せる競争で勝つのです。 そのためには、まず兼任でよいので、広報において第一級の優秀な人材を充てる ・広報の重視は、「義務」であり「使命」 広報担当は、広報活動を率先する重要な任務を帯びています。 人も会社も、少しでも有名な、よいイメージの尊敬される人や会社と仲良くなりたい つまり、「広報は、人を喜ばせ、誇りを持たせ、責任感と自信を与える気高い経営の このような“Win−Win−Win” 効果は、広報活動によって得られるのです。 |
対応エリア | 静岡・愛知県内、東京周辺 |
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