〒422-8067 静岡県静岡市駿河区南町2-26-501
・“思い”を伝え、組織を動かす朝礼
・朝礼とは
・朝礼の目的と進め方
(朝礼の目的と進め方と活かし方、朝礼の目的と5つの効果、朝礼の行い方・進め方
「朝礼」進め方(例)、朝礼を継続させるコツ)
■朝礼は業務連絡の場ではない
朝、社員が一堂に会する“朝礼”は、多くの企業で取り入れられています。
「朝礼や社員全体会議を通じて会社のビジョンを共有する」取り組みを実施している
企業に対して、従業員の働く意欲の向上にどれだけ効果があるかを尋ねたところ、
「効果がみられる」と回答した企業は70.4%に上っています。
・朝礼や社員全体会議を通じて会社のビジョンを共有する 75.3%
・従業員に対する表彰や報奨などを行う 72.4%
・会社の経営情報を従業員に開示する 69.2%
「朝礼がマンネリ化しているので、やる意義はあるのだろうか……」と悩む企業もあるようですが、
上記の調査結果からも分かるように、朝礼は単なる業務連絡の場にはとどまらない役割があります。
「朝礼が終わったら本格的に今日の仕事に取り掛かろう」と、従業員が気持ちを切り替えるための
スイッチの役割を果たしたり、全員が顔を合わせて社内コミュニケーションを促進する場としても、
重要な役割を果たしています。
朝礼が社員一人一人にとって大切な場であることは言うまでもありませんが、組織のかじ取りをする
経営者にとっては、特に二つの点で重要な意味を持っています。
1.「経営者の“思い”を伝える
「仕事に取り組む際の心構え」「お客様への接し方」「上司としてのリーダーシップ」「部下への
指導法」「組織の一員として心掛けてほしい言動」など、多くの経営者には、社員に対して伝え
たいさまざまな“思い”があります。
こうした、いわば「経営者のDNA」ともいえる“思い”は、経営者本人が直接語りかけることに
よって、社員の心により深く浸透するもの。
2.「組織の雰囲気をコントロールする」
例えば、全体的に雰囲気が沈んでいるようなときには、経営者が力強く前向きな言葉を発する
ことで社員の気持ちが奮い立ち、職場が明るい雰囲気に変わるでしょう。
あるいは、雰囲気が緩んでいるようなときには、経営者が敢えて厳しい言葉を社員に伝える
ことで、良い意味で緊張感が高まり、職場の雰囲気が引き締まることもあるでしょう。
組織を成長させる第一歩として、一日の始まりの朝礼で“思い”を伝え、社員のやる気に火をつけ
ましょう。
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朝礼とは |
■朝礼は単なる業務連絡の場ではない 朝、 社員が一堂に会する“朝礼”は、多くの企業で取り入れられています。 また、「朝礼や社員全体会議を通じて会社のビジョンを共有する」 取り組みを実施 している企業に対して、 従業員の働く意欲の向上にどれだけ効果があるかを尋ねた ところ、「効果がみられる」と回答した企業は70.4%に上っています。 「朝礼がマンネリ化しているので、 やる意義はあるのだろうか……」と悩む企業もある ようですが、上記の調査結果からも分かるように、朝礼は単なる業務連絡の場には とどまらない役割があります。「朝礼が終わったら本格的に今日の仕事に取り掛かろう」 と、 従業員が気持ちを切り替えるためのスイッチの役割を果たしたり、全員が顔を 合わせて社内コミュニケーションを促進する場としても、重要な役割を果たしています。 ■朝礼のあるべき姿 書物を読むと、決まって朝礼のマンネリ化を打破しようとなっています。 どうやら、朝礼の本当の意味合いが理解されていないようです。 朝礼はマンネリでよいし、退屈でよいのです。 それでもコツコツと続け、習慣化するからすばらしいのです。 その習慣化こそが、組織の風土を作っていくのです。 それなのに、マンネリ化打破のために、あれこれと奇策を講じてしまいがちです。 奇策はすぐに手詰まりになるから、手詰まりになったところで朝礼そのものを続け そして結局失敗してしまうのです。 誰が「朝礼は面白おかしくなければならない」といい始めたのでしょうか。 人気がなくても一向に構わないのです。 自己流を続けてこそ、朝礼に味が出るのです。 ここでは、上記のような視点に立ち、 →世間で面白い朝礼といわれるものはだいたい失敗の運命にあること →自分流の朝礼スタイルをつくる必要があること →朝礼を続けるための工夫 などを考えてみます。 「朝礼は、組織のトップと従業員が直接顔を突き合わせて、コミュニケーションを持つ機会 そして、ある中堅企業の社長は、隔週月曜日に1時間にもおよぶ朝礼を開くといいます。 ボンヤリした頭で出社した社員に熱く経営理念を説くわけです。 詳し過ぎるほどの業績説明もします。 しかし、 1時間もかかる内容の話は、そうたくさんあるわけではありません。 だから、たとえ2週間に1回の朝礼でも、ネタ切れを起こすことがしばしばあります。 そういう時、社長は理由をつけて朝礼を欠席するようです。 朝、連絡を受けて突然話をしなければならなくなった専務は大変です。 とにかく何とか1時間もたせようとするのですが、まったく興味を持てない話が続くのです。 話し手にも聞き手にも本当に苦痛となる1時間から、その後の2週間の業務がスタート 人生に「重要な出来事」がそう多くはないように、企業トップが従業員にどうしても にもかかわらず、 何とか重要なことをいつも話さなければならない と考えている社長が意外と多いことに驚かされます。 一方、若手経営者の中には「活気のない朝礼をするのはいやだ」「従業員に面白くない このような社長は「朝礼なんてもういいじゃないか」とさえ口にするようになります。 その逆に、朝礼の場が独壇場となる経営者も少なくなく、月曜日の朝から濃厚な話で いずれにしても、 重要なことは重大事態が発生した時に話せばよいのであり、 と割り切った方がよいくらいです。 朝礼は、宗教的儀式や軍隊の点呼から始まったという説もありますが、明治時代の その目的は「訓話」「伝達」の場づくりともいわれますが、最大の狙いは、それまで集団 もちろんそれが帝国主義時代には、戦争への一助となったわけですが、その方向性の 戦争のタブーを超えて、 強い組織をつくるにはどうすればよいのかを具体的に考える際の ことは間違いないように思えます。 話は変わりますが、現在の若者の40%は「あご」に障害を持っているといわれて 乳児の頃、力がなくても吸える哺乳ビンで育ち、その後も堅いものをかまないために、あごの あごの弱さは色々な悪影響を及ぼすようで、肩凝りの原因があごの異常にあるという 同様のことが「集団生活」にもいえるのです。 現代は、小学校でも中学校でも学校の先生は、 生徒の自主性重視という名の下に、集団行動の訓練をあまりしなくなった といえます。 問題にされる「いじめ」も確かに昔からありました。 しかし最近は、親やパソコンとなら遊べるが同じ年の友達とは遊べない子供が増え、 さて、最近入社してきた若者達をよくみてください。 彼らは、 →会議の席で自分がどこへ座ればいいか →仕事を進める時、いつも「自分の役割は何だろう」 →教えもしないのに上手に自分の仕事を見つけ出すことができるでしょうか 答えは 恐らく「ノー」である と思います。 彼らは、塾の先生や家庭教師が一つ一つ丁寧に教えてくれることは素早く理解しても、 集団の中に放っておかれて、その集団の中で自分は何をすればよいのかを見 ことなど、必要だとさえ思っていないかのようにみえます。 そんな状況で、企業が朝礼さえしなくなったらどうなるでしょう。 恐らく、他の人、他の部門どころか会社全体にも関心を示さず黙々と与えられた仕事 集団活動の面白さや意義を教える機会を失ってしまう ことになります。 とにかく、 →「集まる」という行動をとり、自分が、ルール通り集まらなければ誰かが →他者と同じところで同じ話を聞くという「集団生活」の場 として朝礼は意外に大きな意味を持っていると考えることができます。 朝礼が社員一人ひとりにとって大切な場であることは言うまでもありませんが、 組織の まず一つ目は、「社長の“思い” を伝える」 という点です。 「仕事に取り組む際の心構え」「お客様への接し方」「上司としてのリーダーシップ」 こうした、 いわば「社長のDNA」ともいえる“思い”は、社長本人が直接語りかける 二つ目は、「組織の雰囲気をコントロールする」という点です。 例えば、 全体的に雰囲気が沈んでいるようなときには、 社長が力強く前向きな言葉を あるいは、 雰囲気が緩んでいるようなときには、 社長が敢えて厳しい言葉を社員に 組織を成長させる第一歩として、一日の始まりの朝礼で“思い”を伝え、社員のやる気に 残業に関して次のような話があります。 出荷管理をしているセクションの課長は、いつも一人で残業をしています。 伝票整理が毎日毎日定時に終わらないのです。 社長は、「女の子に残業させろ」と命じるのです。 しかし、「いやあ、最近の女性は残業してくれなくて」と課長はいつも答えていました。 ところが社員旅行の夜、宴会の席で社長は意外な話を耳にしました。 出荷管理のセクションの女性は「いいえ、一言も残業を指示されたことはありません。」 「近頃の女性は残業してくれない」というのは、ある程度本当かもしれません。 しかし、問題は「実は課長は一度も残業を指示していない」ところにあるのです。 残業は誰でもいやですが、直接上司に命令されて逆らえる人も決して多くはない それにもかかわらず、最近、 部下に面と向かって命令ができる管理者が激減している のです。 つまり、 管理者が最も恐れているのは、意外にも上司ではなく部下 であり、これは深刻な問題です。 上司には喰ってかかれるのに、 部下には遠慮して何も指示できない という気の弱い管理者は、本当に少なくないのです。 朝礼は、そんな幹部にとっても助け舟となることがあります。 すなわち、「社長が朝礼でおっしゃったように…」という、前置きで、部下に比較的簡単 ですから、 気の弱い幹部は、社長が朝礼で細かいことを叱ってくれることを大変喜ぶ のです。 ちょっと残念な話ですが、目まぐるしいばかりの変化が続く社会情勢の中で、それに 時代について行けないという自信のなさが、若手への恐怖となって表れているのです。 乳児期にあごが発達しなかった若者のあごを直すのがほとんど不可能であるように、 自信を喪失している管理者を研修だけで蘇らせることも極めて困難 なのです。 従って、 朝礼の場で根気強く管理者を叱咤激励すると共に、その管理者が 必要があるのです。
従業員500人を擁するある中堅企業の社長は、 社長業は聖職 というのが口癖でした。 従業員の人生を丸抱えにし、その生き様にまで影響を与えるのが社長業であると しかし、従業員はだんだんその社長から離れていきます。 社長が心の底では、 この会社で価値があるのは自分だけで、従業員は俺が養ってやっているのだ と思い上がっていることに気付くからです。 その社長は二代目で、初代社長が、 従業員の皆さんは最も大切なお客様です といつも腰が低かったのとはまったく対照的でした。 優秀な人材は不足しがちだから、従業員に対して逃げられないように腰を低くすべき だ、といっているのではありません。 厳しくすべきところは厳しくすべきですし、ましてや、 従業員の機嫌をとる必要などまったくない といえるでしょう。 しかし、従業員も自分がどう生きるかについて必死に考える一個の人間であり、その 重要なパートナーである ことも、社長は忘れてはならないと思うのです。 基本的に従業員に感謝しておられる経営者の下では、厳しく叱っても従業員は傷 むしろどんどん 優秀な人が集まっている ようです。 しかし、 俺が教えてやっているという考え方の社長の下では、 傾向を防止できないのです。 なぜなら、そんな社長の下では、のびのびと自分の才能を伸ばすことは難しいため、 朝礼は、社長に、 従業員が自分の企業を成り立たせてくれている大切なお客様の一人である ことを、定期的に思い起こさせてくれる大切な行事にもなり得ます。 朝早くから出社して来てくれるのだから、本当に感謝の気持ちを伝えたい という姿勢を常にトップが持って、誠実に語りかけて行けば、組織運営がうまくいかない ある下着メーカーでは、 「今朝も早くから皆さんに出社して頂いて、本当にありがたいことだと思います。 という一言で、社長がその日の朝礼を終えたという印象的な話があります。 従業員はみんなその社長の一言で、「何だかいい気持ち」になって、職場に向かって 朝礼は、 →若手には集団性養成(刺激)の「場」となり →幹部には命令をする権威づけの材料となり →社長自身には、従業員への感謝を繰り返し思い起こさせる場となる としても、 続けなければ意味はない といえます。 しかし、続けるためには一体、どんな工夫ができるのでしょうか。 「三日坊主」という言葉がありますが、 三日坊主はまじめな人間ほど陥りやすいもの であるという感じがします。 まじめな人間は、朝のジョギングであれダイエットであれ、または禁煙であれ、 絶対続けなければならないと緊張し過ぎてかえって疲れてしまう からです。 意外に「ちょっと面白いから、走り始めてもう20年になります」という人がいるように、 気楽に始めたものの方が続きやすい といえるのかもしれません。 「あるべき論」が勝ち過ぎては、息苦しくなって嫌になるのは当然でしょう。 そこで、朝礼も以下のように考えてみてはいかがでしょう。 →とにかく定期的に従業員を集め、朝礼をしましょう ・週1回でも、もしくは2週間に1回でもよいでしょう →話さなければいけないことがある時は、きちんと話をしましょう 話がない時は「何もありません。 →自分が朝礼に出られない時は、代理者にメモ書きを渡し、みんなの前で →重要な話があり長時間かかる時は、一旦朝礼を解散し別に機会をつくり ・朝礼はとにかく軽く済ませましょう →経営者から従業員にどうしても伝えたいことは重複してもよいので、朝礼で ・朝礼で、従業員は意見を述べる機会がありません。 何も考えずに、とにかくコンスタントに済ましている食事が、 ということを思い出していただきたいのです。 いずれにせよ、朝礼が効果を発揮するのは、 一回一回の朝礼がすばらしいというよりは、定期的に全員が集まり、 ということを、再認識する必要があるのではないかと思います。
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朝礼の目的と進め方と活かし方 |
朝礼の意味・目的は想いの共有にあり、気持ちのよい一日のスタートを切るため これが揺るぎないものになったとき、おのずと全社員一人ひとりが一丸となって業 それには、「朝礼」をしっかりと定着(習慣)化させることです。 きちんと基礎ができ、初めて実践的な取り組みに着手し、実績を積み上げていき 想いを共有したチーム(組織)は、必ず結果を残す組織へと成長することができます。 『朝礼』は組織人として、正しく身につけなければならない基本動作12項目の一つ これからの時代、変化は何度となく訪れます。 変化に対応できる人材が必要となってきます。 その基礎作りの場として、最も効果的な手法が「朝礼」なのです。 しっかりと訓練の場として機能させていくことで、個人のマインド、スキルはアップ ただ、「よし、やろう!」と、はじめは意気込んではじめるのですが、その効果が 朝礼にどのような意味があるのか、また朝礼を通じてどのような状態を作り出し 朝礼は、 1. 一日の仕事の始まりの区切りをつけることで、公私のけじめをつける。 2. 各担当の本日予定を共有し対応を円滑にする。 3. メンバー間のコミュニケーションを図り、仕事を円滑にし、メンバーの 4. チームの目標を再確認することで、メンバー間の意思統一を図る。 5. 組織内での役割を再確認することで、メンバーの意欲を高める。 6. メンバー個人の一日の行動目標を明確にすることで、やる気を 7. 簡潔かつ明瞭にスピーチすることで、コミュニケーション訓練の 8. スピーチ内容を事前に用意することで、自主的な学習意欲を高める。 9. 明るく、元気に、前向きな気持ちで仕事に向かうことで、仕事への 最低一年は黙って見まもる勇気も、経営者には必要だと思います。 『継続は力なり』です。 1.朝礼は会社の経営目的や経営目標を毎日確認する場 会社は個人の寄せ集め集団ではありません。 会社とは掲げた理念を目指し、ビジョンを達成するという、共通の目標目的を 社員一人ひとりの自覚が組織に及ぼす影響は、数字には表れなくても意識 だからこそ、組織としての共通目標を毎日毎日、繰り返し、繰り返し確認し合 社長が、会社のビジョン(目標)を掲げる。 社員は、ミッション(使命感)に燃えつつ、パッション(情熱)を持ってアク 魅力的な目標を会社がいくら掲げても、それに向けて走り続ける情熱は自分 朝礼は3年後、5年後の組織の大きなビジョンに向けて、今日、何をしなけれ 朝礼で相手を褒めたり、感謝の気持ちを表す「サンクスカード」を読み上げる 誰かに褒められた心地よさは、その人に認められたうれしさでもあり、やる気 いきなり相手を褒めるのは難しいが、褒める仕組みを作ってしまえば照れも 朝、出社していきなり業務に入るのではなく、掃除があり、朝礼を行うことで、 会社の目標目的、個人の目標目的、ミッション、そういうものを遂行するため 多くの会社で当たり前のように実施されてきた朝礼ですが、近年では社長自身も多 しかし、躍進を続けている企業には、朝礼を重視している会社が少なくない。 そこに共通するのは、事務連絡を主体とした従来型のものとは異なる、新しい形の ・事務連絡の手段でなく、社員の意欲を高めるツールと位置付ける ・一方通行、軍隊式のスタイルを廃止し、対話を心がける ・感動を盛り込んだ“楽しい朝礼”を目指す
ひと昔前は小学校や中学で毎朝朝礼が当たり前にありましたが、最近は1週間に このように朝礼に対する考えも、時代とともに変わってきていることも確かです。 近年では、企業規模が大きくなるほど朝礼が行われていないようです。 フレックスタイム制度の普及などもあって、朝礼を実施する企業は年々減って 若手社員の間での朝礼に対する評判は芳しくないようです。 あるアンケート結果を見ても、60%が「朝礼での話は適当に聞き流している」と つまり、「自分の会社の朝礼は面白くない。でも、朝、出勤してそのまま仕事に取り (1)経営者や役員が一方的に社員に“訓辞”し続けるスタイル。 (2)体操、社是の唱和だけといった型通りのスタイル 共に古くから実施されてきた典型的な朝礼です。 朝礼には、典型的な失敗のパターンがいくつかあります。 ・話し手が自分に酔うパターン 「オーナー企業の経営者は自分に一定の自信を持っているだけに、自分の ・限られた時間であり、話すテーマは一つに絞る。 ・単純な連絡事項などの伝達や軍隊式に居丈高に物を言う 社内活性化を目的にするのなら、社員が主体の対話型朝礼を選択するほうがベタ もちろん、ただ従業員に司会を任せるだけでは効果的な対話型朝礼にはならない。 給料や福利厚生で社員の意欲を高めるのが難しい時代だけに、マンネリ化して 若手には集団性養成(刺激)の「場」となる 幹部には命令をする権威づけの材料となる 経営者自身には、従業員への感謝を 朝礼を上手く活かすには 1.準備をしっかりし、役割を明確にする 当番の順番、朝礼の流れなど、事前 人前で話すことが得意でない人は、 また、スピーチの前に、1分ほど全員 うまく話すというのではなく、メンバーと想いを共有するという気持ちで話 そして最後は、前向きな話で、話を締めくくるという意識をもってスピー 人数が多い場合は、進行役(代理)を決めて連絡事項は進行役に言っ マネージャーは、ポイントのみを述べて、全員に参加する機会を増やす 朝礼では、批評や批判めいたことは、避けましょう。 各メンバーの考えを受け入れて相互理解と信頼に努める。 そして、成果に対しては、惜しみない賞賛を互いに与え合います。 朝礼が定着すれば、その効果は理念の浸透やビジョンの確認、また社員のやる気 やらされ感ではなく、自らが毎日取り組むことで、理念の浸透はもちろん、社員同 そして、もう1つ、毎日続けることで「継続力」が身につきます。 逆に言えば、組織の基礎ができていないという状態ではどんなシステムを入れ 朝礼を続けることは難しいことなど1つもありません。 もちろん朝礼でなくてもよいのですが、全員で会社の理念や価値観を実感できる共 それが社員のやる気を引き出す『朝の習慣』なのです。 チャールズ・ダーウィンの有名な言葉に、 「強い者が生き残ったわけではない。 という言葉がありますが、ビジネスにおいてもまさしくその通りだと思います。 「○○しか売っていない」というセールスパーソンは、これから間違いなく衰退して 逆に「お客様が幸せになってもらうために、これを提供しています。」という表現が これが揺ぎ無いものになったとき、本当の意味で社員一丸力を手に入れ、言う そのためにも、まずは朝礼をしっかりと定着させることを考え、きっちりと基礎が 想いを共有した組織は、戦略を社員の行動に落とし込ませることが容易となり、
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朝礼の目的と5つの効果 |
(1)仕事のリズムづくりの場 仕事へのスタートダッシュを効果的に行って一日の仕事にリズムとスピード
仕事の“始め”と“終わり”を明確にして仕事の基本姿勢を正す道場である。
会社の経営方針、企業使命感を徹底させ、トップから社員の一人ひとりに至
仕事の真空地帯(すき間)をなくし、お互いの対話と連絡の徹底でコミュニ
毎日の積み重ねで、全社員の自主性、積極性を育てる人づくりと教育を行 メンバー個人の一日の行動目標を明確にすることで、やる気を引き出す。 各担当の本日予定を共有し対応を円滑にする。 朝礼にどのような意味があるのか、また朝礼を通じてどのような状態を作り出した 朝礼を教育訓練の場として機能させるには、熟成の時間、待つ時間も不可欠です。 継続は力なりです。 最低一年は黙って見まもる勇気も、経営者には必要でしょう。 |
朝礼の行い方・進め方 |
せっかく社員同士朝に顔を合わせるのですから、その機会を十分に生かすことができ 朝礼のやり方は各社様々ですが、取り入れてみて欲しい思うコンテンツを3つ紹介 「企業理念やビジョンの唱和」があります。 基礎を作らなくては家が建たないように、会社経営にも、もちろん基礎は必要 会社経営における基礎こそが、理念やビジョンということになります。 いくら大切に思っていても、人間忘れることもありますので、日々思い返し、 理念、ビジョンといったものは、共通価値の創造や共通目的意識の醸成とい それが可視化されることによって、組織の中での有用な共通言語として浮か 毎日毎朝10〜15分の短時間ですが、朝礼を効果的に実践していくことで、 決意宣言とは、その日、自分はどんな目標で、あるいはどんな思いで仕事を 「自分でやると決める」ことがモチベーションアップ(やる気)につながってい 大切なのは毎日続けることが効果を生み出す秘訣なのです。 本気で仕事に取り組みたいのであれば、どんな小さなことでも「自分でやると そうすることで「自分の仕事だ」という意識から責任が生まれ、納得して仕事 自分に対する肯定的発言なので、毎日繰り返し行うことが大切です。 自分に対して今日も一日頑張るというような形で、毎日肯定的な発表をする これを明確化することで、長期的なモチベーションアップの原動力となるの 朝礼という場で、プラス思考のトレーニングを組織で、できるというのが強みとなり 朝礼を社内活性化の手段にするには、それなりの工夫が必要になりますが、一つひ 社員同士が顔を合わせるその機会を十分に生かすことが重要となります。 給料や福利厚生で社員の意欲を高めるのが難しい時代だけに、マンネリ化している 会社経営における基礎こそが、理念やビジョンということになります。 その日、自分はどんな目標で、あるいは 本気で仕事に取り組みたいのであれ あることに対して「明元素言葉」で思考 ・充実している ・簡単だ ・できる ・楽だ ・金がある ・まだ若い ・可能だ ・努力します ・試みた ・幸せだ ・元気だ ・楽しい ・きれいだ ・素晴らしい ・やれる ・イケル ・おいしい ・美しい ・すてきだ ・やってみよう ・おもしろい ・利口だ 毎日、10分の朝礼を1年間(300日)続けると10分×300日=3000分 ⇒ 朝礼が定着すれば、その効果は理念の浸透やビジョンの確認、また社員のやる そして、毎日続けることで「継続力」が身につきます。 経営は基礎のしっかりとした土台、継続力のある組織の上に構築されていくもの 逆に言えば、組織の基礎ができていないという状態ではどんなシステム化しよう 「朝礼」が効果を発揮するのは、すばらしい朝礼の実践ではなく、毎朝、全員が
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「朝礼」進め方(例) |
2.企業理念(使命感)・社訓の唱和 3.各部門責任者報告・連絡 昨日の行動結果と本日の予定の発表 4.3分間スピーチ 今週の目標など 5.トップスピーチ(コメント) 社長が毎日参加 6.決定事項進度チェック 7.最終連絡事項 8.「以上で朝礼を終ります。」「今日も一日頑張りましょう。」「仕事始め解 |
朝礼を継続させるコツ |
朝礼はマンネリでよいし、退屈でよいのです。 それでもコツコツと続け、習慣化するからすばらしいのです。 その習慣化こそが、組織の風土を作っていきます。 それなのに、マンネリ化打破のために、あれこれと奇策を講じてしまい、手詰まりに 結果、手詰まりになったところで朝礼そのものを続けられなくなり、失敗してしまい しかし、一方で、69%の人は、「仕事に対する意欲を高めるうえで朝礼は必要であ 彼らが敬遠する朝礼の 一つは、、経営者や役員が一方的に社員に“訓辞”し続 もう一つは、体操、社是の唱和だけといった型通りのスタイル。 共に古くから実施されてきた典型的な朝礼です。 ○事務連絡の手段でなく、社員の意欲を高めるツールと位置付ける ○一方通行、軍隊式のスタイルを廃止し、対話を心がける ○ドラマと感動を盛り込み、“楽しい朝礼”を目指す 企業トップが従業員にどうしても話さなければならない重要事もそう多くはないはず にもかかわらず、何とか重要なことをいつも話さなければならないと考えている経営 話さなければいけないことがある時は、きちんと話をし、話がない時は「何もありま
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対応エリア | 静岡・愛知県内、東京周辺 |
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