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業務の「見える化」は業務問題を解決するため |
見える化とは、その言葉通りに解釈すれば、今まで見えなかった、あるいは見えにく 中小規模の会社にとって、規模が小さいからすでに相互理解ができている、つまり ビジョンや方針は社長の頭の中だけにあり、社員は指示に従うだけ、というケースもある 見える化経営とガラス張り経営は異なると理解してください。 経営のガラス張り化とは会社にとって都合のよいこと悪いことの区別なく、すべての情報 見える化された指標は、トップと全社員が一丸となって問題解決していくための共通の トップにとっての見える化の最大の目的は、自らの意思決定の精度を上げることにあります。 会社(店)のなかでもっとも見える化が進んでいない人は誰でしょうか。 それは残念ながらトップ自身であることが多いのです。 だからこそトップは社(店)内の見える化推進にあたって、まずは自分自身の考えや想いを トップが社員に対して見える化すべきもっとも重要なことは、「会社はどこへ向かって 見える化実現のためには何から始めればよいのでしょうか。 見える化の本当の意義は「共有すべき情報が体系的に整理されており、社員がその このように見える化とは大変広い意味であるため、見える化への取り組みや定義は企業 ステップ1:「ビジョン」・「戦略」・「ルール」の見える化 トップが社員に対して「ことあるごとに目標や組織のあり方を伝えている」つもりでいて 見える化において、重要なのは「めざすべきビジョンが示され、ビジョン実現のための 経営においてもスポーツ同様にルールがあってこそ、めざすべき目標に向かって何を ・社員の行動指針があり、会社として「やるべきこと」、「やってはいけないこと」 ・ビジョンに基づいた中期計画、年度計画が策定され、かつ公開されている ・3年先の自社の中期目標について、その骨子部分は全社員が深く理解している ・社長は少なくとも月に1回は自分の言葉で社員にビジョンや戦略について語っている ・経営幹部陣はビジョンや戦略について社長とほぼ同レベルで理解している 見える化の次の段階は、現在自社(店)に起こっている「問題」を把握したうえで、「で 活力ある組織であるためには、「問題」(あるべき姿と現実のギャップ)の把握と「課 たとえば、既存顧客へのアップセル、クロスセルが進んでいない場合、「既存顧客へ これらに優先順位をつけ、特定の課題に練り込んだり、複数の課題を組み合わせた なお、問題には「誰の目にも見えやすい情報」だけではなく、「注意しなければ見えに 解決すべき問題を漏れなく取り上げることが必要です。 ・社長は全社の状態把握のために必要なさまざまな経営指標を入手し、経営判 ・全社や各部門にとって何が問題かについての定義が明らかになっている ・問題が起こったときには要因分析などで再発防止策を徹底している ・社長、経営幹部、部門長など役職に応じた裁量範囲が明文化されている ・部門目標、チーム目標、個人目標が明確になっており、全メンバーが共有している ・部門長は他部門の業績状況を把握し、必要に応じて提言を行っている 見える化の第三段階は第二段階で設定した「今すべきこと」について、実際にどの程 たとえば、「既存顧客への営業強化」というテーマに対しては、実際にどのような取り 具体的に営業マンの訪問回数や最終的な注文額などの管理指標を設定し進捗を管 ・ビジョン・戦略に基づく重点分野について具体的な管理指標があり進捗管理さ ・数値計画の進捗状況は少なくとも週次単位で集計され、幹部陣で共有されて ・経営会議、部門会議など会議体系が整理されており、適切に運用されている ・報告・連絡・相談の基準が明確になっており適切に運用されている ・部門長はメンバーの定期報告から行動結果だけではなくプロセスを読み取っ ・メンバー全員のスケジュールが共有されている しかし、現実にはさまざまな理由で効率的とはいえない業務が発生します。 共通する原因の1つとして、「誰が」「何を」「どのようにして」業務を行っているの 企業内に非効率な業務が存在していても、ほかの社員にそれらの問題が「見えていな 見える化は社内に大きなメリットをもたらします。 組織は全員が同じ考え・方向(目標、目的)に向かって進むことで大きな効果を発揮 組織が烏合の衆であってはせっかくの組織が意味を成しません。 そのためにも組織(経営)の見える化を推進してください。 事業経営における業務の「見える化」は業務改革に繋がるもので、これまで社員が把握 あるいは一部の社員のみが把握していたことについて情報の共有を図ることです。 しかし、現実にはさまざまな理由で効率的とはいえない業務が発生しているのが実態 例えば、業務の非効率を招く要因としては以下のようなものが考えられます。 以前から慣例的に行われてきた業務が、時代とともに技術が進歩し、あるいは環境が 1.経営者の積極的な関与 業務フローの可視化を推進するには、まず経営者の意思表示が必要です。 可視化は複数の部署にまたがる協力が不可欠であり、部署間の調整も必要に 従って、経営者が号令をかけるだけでなく、可視化の実行に積極的に関与する 業務フローの可視化は複数の部署がかかわる作業ですので、それぞれの部署 例えば卸売業であれば、販売部門、出荷部門、経理部門、システム部門から 統括部や管理部といった全体の業務フローを把握している部署が既にある場合 また、税理士や公認会計士など社外の専門家が可視化推進チームに参加する 業務の可視化の最終目的は業務マニュアルの作成にあります。 手順は、 業務の棚卸(洗い出し)⇒業務(役割)分担表の作成⇒問題点や改善策を見つ 各部署が情報を抱え込んで部署間で情報が共有されていないと、二度手間が発生し 暇を持て余している社員がいる一方で、過剰な業務量を抱えている社員がいると、業務の ある業務を特定の社員だけが理解している状態だと、退職や休職などによってその社員が これらの事柄に共通する原因の1つとして、「誰が」「何を」「どのようにして」業務を 社内に非効率な業務が存在していても、ほかの社員にそれらの問題が「見えていない」 業務の効率化は、それらの問題を可視化し、認識を共有することから始まります。
□ビジョンや経営戦略に対する社員の理解を深めるため 見える化を実現することは社員の経営参画意識の向上、ビジョンや経営戦略への理解を深め、 見える化によりビジョンや戦略を社員が共有することで、全員の力で何とかしてそれを 自分自身の目標達成、ほかの部門やメンバーの目標も共有することで、未達部門や未達 ほかの部署がどのような業務を行っているかが見えるようになり、その結果、必要 自社にとって基幹となっている業務とそうではない補完的な業務の区別が分かるよ 必要以上に処理時間がかかっている業務があった場合、その部署や担当者の業 ボトルネックを発見して、適切な助言や指導を行うことで、効率性を向上させるき 同じ指示あるいは類似した指示が複数の異なる人から届く業務フローになっていたり、 業務フローを可視化することにより、連絡ミスが起こりやすい業務を発見できます。 これまでベテラン社員などが経験や勘といった属人的な能力に頼って進めていた業務 トップが入手しているのは「売上・利益」などのすでに結果として現れている業績情 業務フローを可視化することにより、連絡ミスが起こりやすい業務を発見できるよ 社員は日々の業務を通じてさまざまなノウハウを獲得していきますが、そのノウハ 全社員の日々の活動内容(日報)を共有することで、報告書自体を組織のノウハ 多くの会社では成果主義の人事考課制度が導入されているが、成果指標による 営業部門などでは顧客に恵まれたなどの「運」に左右される部分もあったり、間接 あらかじめ「何をもって成果とするか」を明らかにし、最終的な成果指標だけではな 「やるべきこと」、「今やっていること」、「やってはいけないこと」を明らかにし、内 中小企業が限られた資金や人員の中で、着実に業績を上げるためには、効率的に業務 組織としてチームとして事業展開していくには、すべての部門が見えなければなりま 特にコンプライアンスに関する問題が発生する原因は場当たり的な事業運営にあり 問題が発生するたびに、あたふたとするばかりで、その場しのぎの解決に走ってしま しかし、現実にはさまざまな理由で効率的とはいえない業務が発生します。 ○業務プロセスが時代遅れになっている 以前から慣例的に行われてきた業務が、時代とともに技術が進歩し、あるいは環 各部署が情報を抱え込んで部署間で情報が共有されていないと、二度手間が発 暇を持て余している社員がいる一方で、過剰な業務量を抱えている社員がいると、 ある業務を特定の社員だけが理解している状態だと、退職や休職などによってそ 社内に非効率な業務が存在していても、ほかの社員にそれらの問題が「見えていない」 業務の効率化は、それらの問題を可視化し、認識を共有することから始まります。 従って、「本来、業務がこのようになされるべき」という「基準」を明確に持っていな 可視化の基本となるのが、社内の意思疎通を強化することです。 しかし、この基本ができていない中小企業が少なくありません。 可視化によって明確になった基準は、「手順書」「ガイドライン」「ルール」などの名称 で呼ばれます。 こうした基準を策定することで、業務を基準に沿って進めることができ、業務の標準化や ・トップと幹部、幹部と社員、トップと社員のコミュニケーション不足 ・社員の組織人としての基本動作の習得不足 ・顧客満足より従業員満足
ビジョンや方針は社長の頭の中だけにあり、社員は指示に従うだけ、というケースも 社員たちは程度の差こそあれ「うちの社長は何を考えているのかよく分からない」と感じ 社長が社員に対して見える化すべきもっとも重要なことは、「会社はどこへ向かっている 見える化の目的はあくまで「経営上の問題を解決する」ことにあり、会社側の一方的な
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静岡県静岡市のビジネス・ソリューション㈱です。
静岡・愛知県内、東京周辺を中心に中小規模企業の問題解決支援としてマーケティング・業務改善・リスクマネジメント
企業運営に欠かせない3つの仕組みづくりを支援いたします。
経営者にとって重要課題は会社をつぶさないことです。
しかし、毎年1万件以上の中小企業が倒産に見舞われています。
「知っていれば」「対策を講じていれば」倒産せずに済んだはずの企業が数
多くあったことを、私どもは見聞きしております。
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