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マーケティングとセールスの違い |
■マーケティングとセールスの違い 既にある商品やサービスをお客様に買っていただくための具体的な働きかけを どのようなお客様をターゲットとするのか、どのようにニーズを発掘するのか、ど 市場が成熟しつつある今日では、お客様シェアを拡大していく志向がより 強くな そのためには、お客様一人一人のニーズに対応するOne to one (ワンツーワ 従業員一人ひとりが、社長の経営理念・方針を守りながら ワンツーワンを実践す ・「セールス」とは既にある商品やサービスをマーケティング戦略に従って販売 ・「マーケティング」とはお客様のニーズに基づいて、商品・サービス、販売 ・自社のイメージや商品・サービスのイメージがお客様の頭の中に植え付けら 「情報を制するものはビジネスを制す」という言葉がありますが、ビジネス環境が 情報収集は一般的に、 (1)統計資料や文献の収集、(2)観察(3)インタビュー(4)アンケート調査 官公庁発行の外部統計データ等は、最近ではホームページ上でダウンロードで ただし、それをどのように分析し、分析結果をどのように読むかが大事です。 他社の動向やお客様動向を意識的に観察し、統計データや文献による情報とリ お客様アンケートはお客様ニーズを発見するのに有効です。 一部の中小企業では積極的に活用されており、お客様一人ひとりのニーズに対 ・外部環境の各要因をどう捉えて、近未来をどう予測するかによって、経営の ・経営に与える外部環境のインパクトを「需要環境」「競争環境」「制度の変化」 ・これらを把握するために、お客様や競合他社の動向を慎重に観察したり、社 他社(店)との競争を意識して、独自の商品・サービスを市場に提供することで、 過去の事例では、アサヒビールの「スーパードライ」の成功は、従来のビールの味 自社(店)のテリトリー内にある競合B店でカバーしきれないお客様ニーズに的を このように、競合関係から自店の独自色を打ち出し、新しい事業領域をつくる、ま 自社(店)の独自色を打ち出し、事業領域を再設定することが求められる。 他社(店)との差異化や自社(店)の事業領域が決まったら、次に行うマーケティン ターゲティングとは、具体的にどのようなお客様を対象に自社(店)の商品・サー 一般的に、小さな会社の場合は、地理的要因である程度ターゲットとされるお客 そして、地理的要因、デモグラフィック要因(属性要因)でターゲット市場が決定さ 個々のライフスタイルやライフステージによるニーズ、そのお客様の性格やタイプ 地理的要因により、自社がターゲットとする市場はある程度決定される。 自社(店)の独自性やコンセプトは、経営理念やビジョン、差異化要因などを、より フレーズやキャラクター性のある絵を用いた表現は、お客様に親密感をもたせる ものづくりでは商品コンセプトが企画段階で必ずあるように、社長自身も「何をウ 商品・サービスを通じ、社長自身がお客様にどのようなことを提供していきたいか 自社(店)の価値を訴求する「キャッチフレーズ」や「キャラクター」などの自己 「どのような商品・サービスを(Product)」、「どのような価格で(Price)」、「どこで お客様のニーズに対して、これらの4つのPを最適となるようにミックスし(組み合 ・自社(店)の掲げるコンセプトを「どのように」お客様に伝達し、購買行動に ・その要素である「商品・サービス」、「価格体系」、「エリア」、「販促」をお客 ・最適な組合わせに対して、ヒト、モノ、カネ、情報といった経営資源の選択と バブル全盛期までのマーケティングは、いい商品・サービスをつくり、訪問や広告 しかし社会の成熟化に伴いお客様の一人ひとりに“ゆとり”が生まれると、ライフス また、競合との競争も一層激しくなるなどビジネス環境も厳しくなるなか、お客様 ライフスタイル・ステージによるニーズ、性格・関心の度合いなどのタイプ 今日の中小企業経営においては、お客様シェアを拡大する、すなわち、お客様と そのためには、お客様一人ひとりのニーズに対応する “One to one” マーケ お客様一人ひとりのニーズを把握するには、まず、お客様を知る、すなわち、お客 様を学習することが必要です。 中小企業は独自のやり方で “One to one” 対応を実践します。 「アンケート調査」でお客様の本音を探る会社や「対話」を重視する会社など様々 大切なことは、自社(店)に合ったやり方でお客様を学習することです。 上図は、エリアマーケティングの進め方に関して、典型的な流れを示したものです。 営業エリアを半径30分以上(時間距離換算)の広域に設定して活動している会社 地域密着型企業を標榜して成果を挙げている企業の中には、競合の少ない狭い 企業淘汰の時代を迎えつつある中、比較的広域で活動していても1〜2%程度の 一方、狭いエリアであっても30〜40%に上るシェアを握る会社であれば域内で 社会の成熟化に伴い、お客様の一人ひとりに‘ゆとり’が生まれ、ライフ 一方、 “One to one” は、高度な商品知識ときめ細かなサービス、地域 ・自社の強みは、高度な商品知識ときめ細かなサービスや、地域密着 ・自社の高い提案力やサービス水準に魅力を感じ継続的な関係を維持 ・お客様一人ひとりのニーズに対応する“One to one”の実践が成
「地域密着型企業として地域一番店を目指す」と目標を掲げる中小企業 「地域一番店」の明確な定義は難しいですが、その含意として域内にお とすれば、商圏人口数十万人(あるいはそれ以上)という広大な営業エ 重点エリアにおける十分な基盤固めができていない段階で営業エリアの ・地域一番店とは、一般的に域内における圧倒的な市場シェアと想起 ・2番手会社の2〜3倍の収益と少なくとも20〜30%程度の市場 十分な基盤固めができていない段階で営業エリアを拡大すると、結果 同種の商品を扱う多数の競合相手を持つ会社にとって何よりも重要なの 取り扱うのが、お客様に安心感を訴求すべき商品だとすれば、クレーム 大規模化が進展する中で留意すべきポイントとして、特定の担当者に限 従業員によって提供できるサービスレベルが大きく異なると、お客様に 業績の安定・飛躍に向け自社のブランドの価値を高めていくためには、 ・ブランドとは、自社(店)の商品・サービスを通じてお客様と共感 ・お客様と継続的な関係を構築するには、個々の営業担当者自身のブ ・組織のブランドを育てるには、経営理念・方針を従業員全員が一貫 “One to one”マーケティングを効率的に行うためにはお客様データベ 紙ベースのお客様ファイルによるデータの整理でもある程度は対応可能 お客様データベースについては、初期のデータを保持しつづけるだけで お客様データベースをうまくメンテナンスしている企業の多くでは、お ・お客様データベースは、パソコンを使用したデジタルのものから紙 ・お客様のデータベース化の目的は、お客様一人ひとりのニーズを発 ・お客様情報を整備し、次回の接触のタイミングや新たなニーズなど 広告媒体を選定するまでのフローとその後の一連のフローは、上図に示 広告媒体を選定する上で大切なことは、「需要創造するのか」、「自社 広告の目的によって、「ターゲットは誰か」、「伝えたいのは商品・サ また、この目的をもとに広告媒体を予算に合わせて選択します。 ・広告計画はマーケティングの一部であり、広告の目的や予算、表現 ・「商品 ・サービスと代理店姿勢のどちらを優先して伝えるか」、 ・中小企業にとっての現実的な広告媒体は、折込チラシ、DM、雑 当然のことながら、お客様一人一人のニーズに対応する “One to one” 「いつもお客様のことを考えている」という印象を与えるために、電話 ・電話やメール、モバイルパソコンといったツールの活用は、コミュ ・お客様の性格やタイプ、コミュニケーション内容の緊急度合い等を ・大事なことは、お客様一人一人に「いつもお客様のことを考えてい 業種に限らず、営業においては人脈は非常に大切な資源であり、財産です。 人的ネットワーク構築に必要なのは、信頼構築のための地道な交流の積 すぐには実を結ばないケースも多々ありますが、いざという時に思い出 同業者同士による協力体制は、お互いのお客様に対するサービス水準を 人的ネットワークは、 「①お客様としてのネットワーク」と、 「②同業者仲間としてのネットワーク」 に大別される ①は、地元有力者との交流などの積み重ねにより、信頼を高め、お客 ②は、複数の同業者による協力体制でお互いのお客様への対応を充実 カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)とは、お客様 そのための基本となる考え方が、お客様の生涯価値(ライフ・タイム・ 顧客シェアを拡大するためには、お客様一人ひとりのニーズに対応す ・タイミングよい情報提供でお客様と接触するキッカケを増やす ・お客様のことをよく学び、一人一人のニーズに対応する “One to
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静岡県静岡市のビジネス・ソリューション㈱です。
静岡・愛知県内、東京周辺を中心に中小規模企業の問題解決支援としてマーケティング・業務改善・リスクマネジメント
企業運営に欠かせない3つの仕組みづくりを支援いたします。
経営者にとって重要課題は会社をつぶさないことです。
しかし、毎年1万件以上の中小企業が倒産に見舞われています。
「知っていれば」「対策を講じていれば」倒産せずに済んだはずの企業が数
多くあったことを、私どもは見聞きしております。
少しでも多くの企業が、このような危機に見舞われず、最悪の事態を招く
ことのないよう、私ども専門家集団は事業運営に欠かすことのできない
マーケティング、業務改善、リスクマネジメントについて全力投球で支援
してまいります。
対応エリア | 静岡・愛知県内、東京周辺 |
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