代理店にとっての企画書

          

代理店にとっての企画書

    
  ■「企画書」

   1. 企画書の目的

     「企画」はビジネスをやっていくうえで、欠かせないものになっている。

     多くの代理店にとって企画力はそれほど重要視されていなかった。

     なぜなら、他社と同じ商品をつくっていても売れ続けたからである。

     しかし、成熟産業の真っ只中にある保険業界にあってビジネスが行き詰まって
     いる現在では、いかに独自の魅力的な商品やサービスを開発し、提供するか
     が自店の存続に大きな影響を与えるようになってきている。

     新しい魅力的な企画を生み出す力のない代理店は淘汰されていくしかない時
     代になったと言える。

     メーカーである各保険会社の横並び商品の中にあって、企画は競合他店との
     差別化の重要なひとつです。

     しかし、企画は通らなければ意味がない。

     企画書とは、自分の企画を提案し、相手を説得するためのもの。

     ですから、相手にとってわかりやすく、なおかつ、説得力のあるものでなけれ
     ばならない。

     相手は自分のことをまったく知らない相手が企画書を読む場合が多い。

     ですから、業界でしか通用しないような用語を使ったり、あいまいな表現を使っ
     たりしてはならない。

     企画書はだれにとってもわかりやすいものにしなければならない。

     そのためには、ポイントを個条書きで簡潔にまとめたり、図や写真を使ったり、
     といった工夫が必要だが、それ以上に大切とも言えるのが企画書の構成。

     構成によって、わかりやすさだけでなく、説得力も大きく変わってくるものです。

     「企画書」と聞くと、「面倒だ」とか「書き方がわからない」という人が多い。

     そういう人は、「企画書」には最低押さえなければならない内容があるから、そ
     れをあらかじめフォーマットに載せておけば書きもらすこともない。

     また、フォーマットにしたがってアイデア、考えを整理しながら企画をまとめてい
     くこともできる。

     「企画書立案フローシート」を企画書にすることもできるし、企画を練るための
     ツールとしても使えます。

   2. 企画書シートの作成・使い方

     (1) 表紙(企画タイトル、作成者名、提出日などを書き込む)

         企画にとってタイトルは非常に重要な意味を持つ。

        魅力的なタイトルがついているかどうかで、企画の印象は大きく違ってく
        る。

        内容ができるだけわかりやすく、なおかつシンプルなタイトルをつけること
        で、インパクトはぐっと増してくる。

     (2) まえがき

        いわゆる「前置き」です。

        挨拶文や企画立案のきっかけなどを書く。

     (3) 目次

         読む人のために便利なように目次をつくる。企画書の全体構成がわかる
        ので、読む人にとって企画内容を理解するための助けにもなる。

     (4) 企画の目的

        何のための企画なのか、この企画によって何を実現するのかをわかりや
        すく、簡潔に書き込む。

        目的があいまいでは、企画そのものが成り立たなくなってしまうので、明
        確な目的を設定する。

     (5) 企画の意義(なぜこの企画を?)

        「なぜ今この企画をやるべきなのか」を書き込む。いうなれば、企画の出
        発点、企画 の背景。

        現状分析や解決すべき問題点、市場環境はどうなのか、などを明確にす
        ることで、全体像を説明し企画を実現する必要性を明確にする。

        企画が説得力あるものになるかどうかは、ここをうまくまとめられるかどう
        かにかかっている。

     (6) 企画コンセプト

        企画コンセプトとは、「この企画で何をやるのか」をわかりやすく、シンプル
        に示したもの。

        企画を売り込むための広告のようなものと考えてください。

        イメージ図などを使ってビジュアル化して見せたり、魅力的なキャッチフ
        レーズなどで、何のための企画なのかをシンプルに、しかしできるだけ強
        力に印象づけます。

     (7) 具体的に何をするか

        ここでは企画の具体的な実施内容を書く。「いつ、どこで、何をするのか」
        を書くことは基本中の基本だが、できるだけ具体的に現実的に書くことが
        ポイント。

     (8) クリアすべき課題

        企画を実現するために、クリアしなければならない課題、問題点があれば
        説明する。

      (9) スケジュール

         (7)に書いた内容について、具体的な実施手順や日程を書き込む。

     (10) 予算・実施部署

         どのくらいの予算になるかを書き込む。

     (11) 付随効果(添付資料)

         企画内容の補足や裏付けになる記事やデータなどの資料をまとめること
        で、企画を実施することにより、どんな効果が見込めるかをできるだけ具
        体的に書き込む。

   企画書を見積書と混同している方もいる。

   何度も言うようだが、より厳しい環境の中で見込み客に関心・感動を与えられる企
   画書づくりは避けて通れない。

   単に保険料の見積り書ではお客の側も、相見積りをとって保険料比較の材料に
   使われるだけとなってしまう。

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