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顧客にアピールするチラシ作り |
■チラシという広告媒体 □チラシの媒体特性 インターネットの普及にともない、企業ホームページの作成や、メールマガジンなどを インターネットという新たな広告媒体は、その即時性などの点において、これまでの それは、チラシにはインターネットをはじめとするほかの広告媒体にはない特徴が 以下で、チラシの媒体特性をみてみましょう。 新聞への折り込みやポスティングによって配布されるチラシは、地域限定の広 広い地域の人をターゲットとするテレビや雑誌といった「マスメディア」への広 特売情報や目玉商品の情報などが掲載されるチラシは、消費者の購買行動 スーパーなどのチラシを見て買い物先を決めるという人は少なくないでしょう。 チラシは制作と配布にかかるコストが比較的安価な点が特徴です。 例えば、新聞折込の場合、地域によって異なりますが、B4サイズのチラシを5 チラシのサイズや配布枚数によってもコストは異なりますが、電波媒体や雑誌 とはいうものの、インターネットホームページによる広告はさらに安価に行える 紙媒体であるチラシは軽く、折り畳んだりすることで大きさを自由に変えられる 買い物に出かけるときも簡単に持ち運べ、ほかのチラシと比較するために保 チラシは目的によって情報量を自由に設定できるほか、紙面のサイズや配布 また、デザインや紙質、色数なども予算と目的に応じて調整できる自由度の高 既存顧客のデータから、顧客の好みなどを把握し、それぞれのニーズに合わ こうした手法は通常ダイレクトメールやe-メールを用いて行われます。 チラシは印刷物であり、同一の広告内容を複数の人に届けるという特性上、 そのため、チラシでは作成時のターゲット層の想定が重要になってきます。 チラシの媒体特性から、チラシに適した広告とはどのようなものかをみてみましょう。 1.地域に密着した広告 小規模な小売店などが宣伝活動を行う場合、商圏の広さを考えるとテレビや その点、チラシならば各新聞販売店の配達地区やポスティングが可能なエリ チラシはその自由度の高さが特徴です。 つまり、チラシは店舗やサービス、商品の個性を打ち出しやすい媒体であると デザインの工夫や綿密な事前調査を行い、作成するチラシの内容がターゲッ チラシは、エリア別の広告戦略を立てることができるメディアである一方、年齢 もちろん、スポーツ紙、経済紙など、折込を入れる新聞の購読者層を考慮した ただし、全体的な傾向としていえるのは、チラシを最もよく読んでいるのは30 女性に効果的にアピールしようとした場合、チラシは効果的な媒体であるとい これまではチラシ全般の特徴についてみてきました。こ こでは、チラシの代表的な配布手段である、新聞折込とポスティングについてそ 新聞の折込チラシは新聞を間接的な媒体として各家庭内に届けられます。そ こうした審査を受け、新聞とともに届けられるという性質から、折込チラシにつ どの地域にチラシを配付するかは、チラシを有効に活用するために押さえてお 新聞折込の場合、どの地域に配付するかもチラシの効果を上げるポイントに 新聞販売店に主要新聞の地区別の購読世帯数などを確認しておくと、配付地 そのため、週末にチラシを出す場合、ほかのチラシに埋もれて消費者の目に こうした事態を防ぐためには、例えば、 → 曜日をずらしてチラシを入れる → チラシのサイズを大きくする → チラシの紙質を変える 新聞折込に次いで一般的なチラシ配布の方法がポスティングです。 ポスティングは新聞折込に対して、以下のようなメリットがあります。 → 配布範囲をきめ細かく設定できる → 新聞に折り込まれないためほかのチラシに埋もれにくい → 小さな試供品なども配布可能 ポスティングは自分で行うこともできますが、ポスティング会社を利用すること ポスティング会社を利用した場合、配布にかかるコストは折込チラシに比べて スーパーマーケットなどのチラシの場合、一般的にはポスティングと折込広告 しかし、例えば新聞を取らないことが多い若い独身者などをターゲットにチラシ チラシの内容に合わせて、新聞折込とポスティングそれぞれの特性を考慮し 1.「見てもらう」ことが第一 チラシを配布する最大の目的は、目玉商品やサービスなどの情報を一人でも 新聞折込チラシやポストに投げ込まれるチラシ、ダイレクトメールでのチラシや 広告効果を高めるには、効果的で人目を引くチラシを作る必要があります。 そうしたチラシの多い日に、無個性で目立たないチラシを入れただけでは、多 チラシを見てもらえないことには売り上げにはつながらず、チラシを配ることの チラシ作りでは、まずはじめに消費者に見てもらえるチラシとは何かを考える 新聞の折込やポスティングなどで、各家庭には大量のチラシが入ります。 多くの人はまずそれらにパラパラと目を通し、興味のわいたチラシは改めて この、大量のチラシにパラパラと目を通す時間は、一般的には0.5秒から1秒 消費者がチラシをじっくりと読むか捨ててしまうかは、非常に短い時間にか 例えば、住宅の購入を検討している人ならば、不動産のチラシには日ごろから また、よく利用する店舗のチラシなどはまめにチェックすることが多くなります。 重要なのは、何となくチラシをめくっている人を、いかにしてチラシの内容に引 目を引かれるチラシの条件として、アイキャッチが鮮烈であるという点が挙げら → 大見出しに同業他社と同じ言葉は使わない → 大見出しの下に写真やイラストを配置して目を引く など、とにかくひと目見ただけでじっくり読みたくなるようなデザインを心がける また、いくら目立つデザインであっても、ごちゃごちゃと乱雑な印象を与えては まず目を引き、それをじっくりと読んでもらうためには、読みやすさやデザイン → 分類を明確にして見やすくする → 主張や提案を盛り込む → イラストや写真を入れて見た目を楽しくする ことです。 また、店長や従業員の顔写真・似顔絵などを入れることも、親近感を感じさせ 大見出しはチラシの印象を左右する重要な要素です。 大見出しには大きく分けて 具体的には、価格訴求型は「全品半額!」「卵1パック50円!」など、季節連 また、すべてに共通するものとして、「見てください!」「店長の一大決心!」な 上記の中で、最も消費者への訴求力が大きいのは価格訴求型です。 安さのアピールは、チラシの最大の武器になるといえるでしょう。 いくらチラシで安さをうたっても、競合店のチラシと比較して安くなければ、消費 そうした事態を防ぐため、少なくとも商圏が重なる近隣の競合店のチラシに関 そのため、多少距離が離れていたとしても、大型店のチラシについても調べて チラシの目的は集客にあります。 そのためにどうしても欠かせないのが目玉商品の設定です。 目玉商品を目当てに集まった消費者がほかの商品にも財布のヒモを緩めてく 以前は、多少品物は悪くとも価格さえ安ければ目玉商品となった時代もありま しかし、今の時代は消費者の商品に対する要求水準が高くなっています。 例えば食品の場合、消費者が商品を選択する基準は価格以外にも産地、農 消費者が商品を購入する際には、こうした多くの基準から商品を判断し、購入 これは、逆にいえば多少価格は高くとも目玉商品は作れるということでもあり 例えば、「新潟県魚沼産のコシヒカリ」や「天然のブリ」「国産大豆と天然ニガリ また、競合店でも同様の商品を扱っている場合でも、これらの商品を競合店よ なお、価格の安さをアピールするときには、ただ安いというだけでは、「品質が 「赤字覚悟の大サービス!」「メーカー協賛価格」「ちょっと傷物商品につき大 商品は、 → 食料品や下着などのように生活を維持するために必ず買う商品 → 趣味や嗜好に関する、買っても買わなくても差し支えのない商品 に分けることができます。 そして、この性格の違いによってもチラシの作り方が変わってきます。 「生活必需品は少しでも安く買い、趣味や嗜好に関する品は少し高くても自分 チラシを作成する側にとっても、すべての商品で価格の勝負をするのは得策と 例えば、住宅リフォームのチラシならば「当社人気ナンバーワンの壁紙です」、 店舗などの商圏内には、同業の競合店や他業種の店舗もあるはずです。 チラシを見る消費者は、こうしたほかの店舗やサービスのチラシを見て、それ チラシという媒体は軽く一覧性も高いため、複数のチラシを比較するのが非常 発行されたチラシは、常に他のチラシと比較されているといってもよいでしょ 競合店のチラシではレイアウトはもちろん、掲載商品の種類や価格、提案方法 そして自社がチラシで何をアピールするのかを考える材料にします。 例えば、競合店のチラシでは魚介類が目玉商品となることが多かったとしま その際、「自店でも魚介類のチラシへの掲載頻度を上げ真っ向から勝負を挑 チラシのレイアウトの基本は「Z型」だといわれています。 これは、チラシを見る時の人間の視線は、左上から右上に動き、そして左下に Z型のレイアウトでは、チラシを見る視線がまず真っ先に向かうのは左上部分 → チラシの左上には目玉商品 を入れるのが効果的とされています。 また、視線がZ字の形に進めば、最後の右下の部分で視線は一瞬止まりま そのため、 → チラシの右下には特にアピールしたい商品 を入れます。 空いている部分にはそのほかの商品をはめ込んでいきますが、目玉商品の また、カラーのチラシを作るなら、色合いも考えてレイアウトすると見た目にも なお、あえてZ型のレイアウトをとらずに、最も目立つ中央に目玉商品を大きく 定期的にチラシを発行するならば、自店独自の定番のレイアウトを作るのもよ イメージを統一したレイアウトを作れば、消費者はチラシを見ただけで「あそこ チラシによって集客できた消費者をリピーターにするためには、消費者に好印象 そのためには、品質、品ぞろえ、接客態度などを日頃から気をつける必要があり 特に、消費者と直接接する立場にある接客担当者は、リピーター獲得のための重 多くの人が訪れるチラシ配布後だからこそ、忙しい中にもきめ細かな接客が必要 また、消費者に好印象を与えるためには、価格や商品以外のものをチラシで訴え 例えば、 取り扱い商品の流行や関連情報を盛り込んだり、 といった、情報発信の場としてチラシを利用することも、消費者の商品を見る目が
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静岡県静岡市のビジネス・ソリューション㈱です。
静岡・愛知県内、東京周辺を中心に中小規模企業の問題解決支援としてマーケティング・業務改善・リスクマネジメント
企業運営に欠かせない3つの仕組みづくりを支援いたします。
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