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販売は科学 |
これからの販売は精神論だけでは立ち行かないことはすでに承知のことです。 理論的な販売、データベースに基づいた販売、つまり、「販売は科学」が必要な時代 「販売は科学」とは何か、一言で表現すると「データに基づいて販売する」ということ つまり、販売は科学であることは、 ①常にデータでお客様の情報を管理 ②常にデータで計画をつくる ③常にデータで行動プロセスを管理 ④常にデータでスキルを把握 ⑤常にデータで結果を確認 ⑥常にデータで分析、フォロー ⑦常にデータで重要管理項目を明確にする etc. このように、常にデータをベースに、お客様に充分満足のいくセールス活動をすると データを大事にし、データで「思考、反省、決断、行動」するのが販売は科学である 経営レベルで考えると、「創客=顧客創造」「販売力強化」「セールスのやる気」等の しかし、こうしたものをデータで捉えて、経営に活かすことも広義の「販売は科学」と 「販売は科学」の狙いは、販売力を強化することにある。 「販売力=セールス力」の概念は、次の方程式で表わされる。 【仮説】 販売力=量×質×やる気 とすれば、販売力の強化はこの方程式を科学的に解き、「量」の増大と「質」と「やる 「量」とは行動量のこと。 データでも有効面談時間の長いセールスパーソンは良い成果を上げている。 その有効面談時間増大のためには、①業務改善と②効率的プロセス販売 「販売は科学」の最大のボトルネックは、実際、セールスの有効面談時間 「一日平均行動時間と時間比率」(1 日8 時間実働換算) ②ユーザー接点時間1時間25 分(17.7%) ③移動時間 1時間10 分(14.6%) ④デスクワーク時間1時間10 分(27.1%) ⑤集合・研修時間 1時間(12.5%) ⑥グレーワーク他 1時間12 分(16.7%) もちろん、業種、業態によってかなりの違いはあるだろう。 この調査では、 ①有効面談時間はわずか「55 分」、一日実働行動時間の 「えっ?」と思われるかもしれないが、それが実態であろう。 ③移動時間と④デスクワーク時間は多い。 特に最近は提案書作成に時間がかかる傾向にあり、セールス 問題の多い移動時間と合わせてなんと「41.7%」にもなる。 例えば、 ①セールスパーソンの仕事の分業、業務委託 ②社内にセールス支援グループの設置 ③セールスパーソンの情報武装化(IT 化) ④セールスの業務の機械化 ⑤移動時間短縮のための、直行直帰、ユーザーテリトリー ⑥無駄な業務、伝票、書類の廃止 ⑦セールスパーソンからの自主的改善提案 等の施策を、できるものから実施していただきたい。 セールスパーソンにもっと有効面談時間を与える必要がある。 有効面談時間「55 分」を「120分」に増やすことによって、 最近ではパソコンが導入され、ややもするとパソコンに向かって 製造も工程があるのと同様、販売にも工程がある。プロセスを明確にし、プ プロセスを無視した販売には限界がある。 プロセス別にマネジャーとセールスパーソンがお客様に対する、しっかりと 例えば、ある商品のセールスプロセス管理項目として、 ①事業計画 ②顧客情報管理 ③商品認知活動の推進 ④ターゲット がある。 こうした管理項目を自分達の職務に合ったプロセスにしっかり組立て、レ なお、忘れてはいけないデータ管理項目は有効面談時間、訪問件数、有 このプロセス販売によって、 「訪問目的の明確化⇒商談内容の質の向上⇒お客様への説得力強化⇒ というサクセスストーリーがデータではっきりと出てくる。 この事務機器販売会社の事例では、訪問回数3倍、有効面談時間2.5 「業務改善向上」と「効率的プロセス販売」策は確実に行動量そのものを増 「販売は科学」である第一出発点でもある。 販売力に影響を及ぼす「質」は知識とスキルである。 やはり十分な知識とスキルがないと、「量」が増えても成果は上がらない。 従来、これをデータで把握することは困難であった。 しかし、最近は新しい手法によって解決されつつある。 それにより、セールスパーソンの役割別スキルが明確になり、本人の強みと弱 これがセールスパーソン教育のポイントでもあります。 事例としての方法は、販売スキルを、 ①知識・業務系スキル(テクニカルスキル)と、 ②営業系スキル(ヒューマンスキル) に大別し、ある商品の専門セールススキルを次のように捉えた。 ①知識・業務系スキル 市場動向、業界動向、自社方針(戦略)、他社方針(戦略)、顧客情報、 ②営業系スキル スキルは個人によってかなり差があることにマネジャーも本人も気づくでしょう。 大事なのは自分の「力」のバランスシートで自分の力を再認識し、刺激として、 前出の専任セールスパーソンのスキルアップのため、 個人別にスキルデータをグラフ化し、個々の育成の成果が一目で把握できる データによる「気づき」教育はセールスパーソンの「質」の向上に、いかに役立 「販売は科学」である第二の出発点でもある。 セールスパーソンの中には、明らかに行動量が多く、スキルが高くても業績の上 それは「やる気」に原因があると思います。 「やる気」の要因を高めることが業績向上に大きく寄与する。 ①人事考課制度は成果主義にする 人事考課は「成果主義にすべきである」と考え、「成果に見合った考課」と自ら認 自己信頼感とは、「自分の言動に対する自信」、つまり「周囲から認められてい 一人ひとりが自分の存在感をお互いに認め合い、自信をつけさせてくれる、働き 「情報の共有化」「何でも言い合える職場」「成功事例や失敗事例の情報が還流 単なる仲良し集団ではなく、積極的な自己主張、話し合い、励まし合いが自由闊 「営業に求められる交渉力、折衝力の販売スキルに対する自信」が高いセール 自己裁量とは「自分で自主的に進めることができる」という職場環境のこと。 「自己裁量の幅が広い」と認知しているセールスパーソンほど、力を発揮し、高 予算の立て方、行動計画、販売方法等への上からの一方的な押しつけは、まっ 権限の委譲を多くするマネジャーの下にいる人ほど、高い業績を上げているの 「楽観的に物事を捉える気持ちや意識」の高い、プラス思考の高い人ほど、高い “なんとかなるさ”的なものではなく、「自分にはできる」「物事は必ずうまくいく」と リーダーが悲観的、皮相的な見方に基づいた言動ばかりしないことだ。 部下が落ち込んでいる時に上司の励ましの一言が、彼の人生を大きく変える事 自己効力感とは「人の役に立っているという気持ちや意識」を意味し、その意識 「お客様のためなら最大限の努力を惜しまない」「仕事を通して社会に貢献して この様にやる気の要因は、①モチベーション、②コミュニケーション、③教育、 つまり、やる気の高揚による業績向上は、個人の特性を把握し、職場の特性を データでやる気を科学する!!これが「販売は科学」の第三の出発点でもある。 この様に「データに基づいて販売」する科学する販売(知の販売)は、セールス 販売の真の目的は顧客を集める「創客」です。 結果である売上、利益(業績)は、端的に言えばセールスの「マインド」「知識」「技術 だからこそ、色々な「データを駆使」して指導し、教育するリーダーシップ、マネジメント 既に述べたように、明らかに「気づき」のデータ等がセールスの「意識」を変え、自己 この 『意識が変われば行動が変わる。行動が変われば成果が変わる。 その「意識の変化」「心の変化」がお客様の心を打つのです。 販売とは単に「物を売る、サービスを売る」ということだけでなく、お客様の心を「どう
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静岡県静岡市のビジネス・ソリューション㈱です。
静岡・愛知県内、東京周辺を中心に中小規模企業の問題解決支援としてマーケティング・業務改善・リスクマネジメント
企業運営に欠かせない3つの仕組みづくりを支援いたします。
経営者にとって重要課題は会社をつぶさないことです。
しかし、毎年1万件以上の中小企業が倒産に見舞われています。
「知っていれば」「対策を講じていれば」倒産せずに済んだはずの企業が数
多くあったことを、私どもは見聞きしております。
少しでも多くの企業が、このような危機に見舞われず、最悪の事態を招く
ことのないよう、私ども専門家集団は事業運営に欠かすことのできない
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