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売る側「4P」から買う側「4C」の商品展開 |
■選ばれる会社がしていること あなたの会社の商品、サービスは、なぜお客様に選ばれているのですか? どこが どこがほかの会社と違うのですか? あなたは、この質問に正確に答えられるだろうか。 たぶん多くの経営者は、すぐに答えを出すことができないでしょう。 つまり多くの会社は、それだけ同業他社とあまり違いがないからです。 どれだけ多くのメーカーがあるだろうか。 バス用品の中でも、シャンプーなどは、海外メーカーも入れればブランドの数にして テレビにしても、国内の家電メーカーを数えただけで10社はあるでしょう。 それでは、このような状況で、あなたはどのようにして自社の特徴をアピールするのだ アピールしない会社は、市場で負けることになる。 消費者に対してより上手に認知できる会社がマーケットで勝利するのです。 例えば、うまく認知され、消費者に選ばれた企業は、次のような活動をしたといえる 2.市場に対して、認知される仕組みをつく 3.ユーザーが購入できる場所を提供した このように消費者から選ばれるという事実の マーケティング活動とは、単純に企業のみが 顧客に対して1回の喜びを2回、3回と提供し続けなければならないのです。 つまり、時代の変化とともに、その環境に応じた喜びを顧客に与えることが必要になる。 また、顧客も、その価値に応じて、対価を払う。 永遠に続く顧客と企業の関係です。 企業は、顧客ニーズを捉えて、喜ばれる製品・サービスを作るように努め、購入してもら このような好循環の関係をつくることがマーケティングの究極の目的です。 それは、まず自分を知る、自社を知ることです。 そして、次に相手(顧客)を知ること。 その相手の訴求するポイントをつかみ、製品・サービスを開発する。 そして、顧客の受け入れられる価格設定を行い、紹介できるチャネルを探し、そこに製品 購入される場が整ったら、そのことを顧客に向けてプロモーションし、購入される機会 簡単に説明すれば、下のような流れになるが、うまくこの活動を実施していくには、 ステップ2. 相手のニーズを探る(マーケティングリサーチ) ステップ3. 商品(製品、サービス)を開発する(プロダクト) ステップ4. 価格設定を行う(プライス) ステップ5. 購入してもらう場を探す(プレイス:流通チャネル) ステップ6. 商品(製品、サービス)を認知してもらう(プロモーション) ステップ3〜ステップ6:マーケティングミックス マーケティングは「売れる仕組み」を構築していくことであり、売れる仕組みは、時代や ほかの会社がうまい仕組みを作ったからといって、自分の会社でそれが成功するとは そのためにあなたは様々なやり方・考えをもとに必死に取り組んでいるはずです。 しかし利益が出ない。 今までと同じやり方を続け、「努力すれば、一生懸命やれば必ず成功するはず 売れない理由のすべてを売り手側の視点に立って発想してしまっています。 今まではこの視点からの商品づくりや売り方でもモノは売れたのです。 過去の情報不足の時代には、売り手からの一方通行の情報発信が全てでした。 それはITの進歩により、売り手側以上にお客様が豊富な商品知識を持ち始めたの 買い方が変化したのだから売り方を変えるのは当然です。 どう変えるのか。 以下のように発想を変えるのです。 マーケティング用語に有名な4Pがあります。 4つのPを組み合わせるて戦略化することを あなたがターゲットとする市場で、望ましい反 最初の要素は商品そのものです。 もっとも大切なのは企業の側から考えた 商品はニーズに応えるための手段に過ぎません。 中小企業の商品戦略として、ニッチ(隙間)なニーズにきめ細かく応える商品を これはニッチなニーズは、それだけ市場規模も小さいため、大企業が参入して 中小企業は、大企業がひしめく巨大市場で1%のシェアを狙うよりも、小さな市 顧客ニーズを考えるときに、ある商品を使ってさらに新たな利便性を提供でき たとえば、携帯電話の新たな利便性を例にとると、価値創出型の視点としては また問題解決型の視点としては、携帯電話であるがゆえの「バッテリーの問 このうち、「複雑な操作方法」を解決した商品として、機能を最低限に絞り込ん 自社で扱っている商品をこのような視点から再度見直してみると、新商品開発 なお、ある商品がヒットすると必ず同じようなニーズに応える商品が登場しま それらに対抗するためには、商品そのものの利便性(本質的価値)向上だけ ターゲット顧客に、どのような商品を提供するかです。 具体的には、どのようなコンセプトを持つ商品をどのように開発・製造するか、 また、ブランドをどのように構築・管理していくかといった問題も検討する必要 次の要素は価格をいくらにするかということです。 価格の決め方にはいくつかの方法がありますが、通常は以下の3つの方法を 同じ商品であれば、通常は値段を下げたほうがたくさん売れますが、その そこで利益を確保できるギリギリのラインが、この方法での最低価格とい 競合企業が同様の商品を出している場合、通常は、競合企業よりも価格 そこで競合企業と同程度の価格、できればそれを下回る価格設定ができ しかしながら、スケールメリットの大きい大企業とそうではない中小企業が 他の要素で大企業と差別化し、価格競争にできるだけ巻き込まれない工 顧客は商品の価格に対して、「高過ぎる」、「高いけれど許容できる」、「割 人によって値頃感はさまざまですが、商品の価格が、多くの人の「高いけ 開発・製造した、あるいは仕入れた商品(製品・サービス)をいくらで販売 価格は企業の収益に直接的な影響を与える要因となります。 また、消費者にとっては、商品の価値を判断する基準となるなど、価格は 次の要素は販売促進です。 販売促進とは、ターゲットとする顧客に対して、商品の存在、特徴、価格などの 間業者にインセンティプを提供する「セールスプロモーション(SP)活動」、個々 仕掛けを作ること」、人的販売は「実際に購入してもらうこと」が目的となる。 これらの手法を自社の業種業態や規模に応じてうまく組み合わせて使うことが 自社のホームページを立ち上げるだけで、ほとんど費用をかけずに情報を全 リックすると、自社サイトにリンクする広告)を掲載したり、相互リンク(他社と協 いるのです。 またニッチなニーズで勝負する中小企業にとって大切にしたいのが、いわゆる これは既存客が同様のニッチなニーズをもつ新規客を見つけてきてくれるとい 商品の特徴を上手に新規客に話せるように工夫することなどが有効になる。 効果的なキャッチコピーの作り方として、商品の特徴を2つの側面から表現す これは、商品の一番の特徴、ウリを最初に表現し、その特徴があるがゆえに うまい」と表現すればその不安は払拭されます。 また、「高機能」だけでは扱いが難しそうな印象を与えるところを、「高機能、簡 考えてみるのもよいでしょう。 次の要素は、商品供給者から顧客までの商品の流れである流通経路です。 たとえば自社が消費者向け商品のメーカーである場合、おもな流通経路として 整備していくことが、この戦略の基本となります。 流通経路は、できるだけたくさんの流通業者に扱ってもらう場合と、あえて流 売っているか管理できないため、商品の最終価格のコントロールが利かない、 に増えています。 中小企業の流通経路を考えた場合、このインターネット通販はぜひとも利用を 入手できる顧客情報そのものが、常連客化してもらうための貴重な情報にな を定期的に知らせることも可能になります。 「4P」は企業側の視点に立った考え方です。 これを顧客側の視点から見た場合に、「顧客価値」、「顧客コスト」、「利便性」、 その商品(製品・サービス)が顧客にとってどんな価値をもたらすか。 顧客は、快適な生活を送るにはどのようにしたらよいか、時間や労力を軽減する その価値を手に入れるのにどれだけのコストが掛かるか。 またその商品(製品・サービス)にいくらならコスト負担できるのか。 顧客は、製品・サービスを購入する場合、支出金額(コスト)に見合うだけの効果が 顧客にとってその製品・サービスが入手しやすいかどうかというのは重要なこと 顧客に製品・サービスを知ってもらうためには、顧客はどのようにしてその製品・ 現代は消費成熟時代といわれています。 この消費成熟時代には、顧客ニーズをいか この4Cを十分検討したうえで4Pを構築する 「どうしたら当社の商品を買ってくれるか?」 そのためには、「顧客を知る」「競合他社を知る」「自社を知る」ことです。 4Cの中で、自社(Company)、競合(Competition)、顧客(Customer)の3Cを押さ ・自社の強みと弱み(SWOT分析) ・自社の得意とすること(USP) ・自社のミッションやビジョン ・市場のシェア ・競合の強み、弱み ・市場環境と成長性 ・市場のニーズ ・ターゲット(狙うお客) ・市場環境 ・購買行動や今後のトレンド あなたの会社だけが商品やサービスを提供しているわけではないのです。 あなたよりももっとうまくお客さまを見つけ、大量に販売している強者もいるでしょう。 また、わずかなニーズを満たす付加価値商品をつくり、少量で販売するような、すきま 市場に活路を見出している会社もあるに違いない。 そんな環境であれば、何もせずに黙っていても売れていくはずです。 しかし、世の中にはそんな都合の良い商売はない。 実際に、そういう商売を探していくためには上記の3つのCを押さえることが重要になる
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静岡県静岡市のビジネス・ソリューション㈱です。
静岡・愛知県内、東京周辺を中心に中小規模企業の問題解決支援としてマーケティング・業務改善・リスクマネジメント
企業運営に欠かせない3つの仕組みづくりを支援いたします。
経営者にとって重要課題は会社をつぶさないことです。
しかし、毎年1万件以上の中小企業が倒産に見舞われています。
「知っていれば」「対策を講じていれば」倒産せずに済んだはずの企業が数
多くあったことを、私どもは見聞きしております。
少しでも多くの企業が、このような危機に見舞われず、最悪の事態を招く
ことのないよう、私ども専門家集団は事業運営に欠かすことのできない
マーケティング、業務改善、リスクマネジメントについて全力投球で支援
してまいります。
対応エリア | 静岡・愛知県内、東京周辺 |
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