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顧客DB(データベース)を活用して業績向上 |
あなたの会社には顧客DB(データベース)があるだろうか? 大企業では当然の顧客DBも中小企業においては、まだまだ普及しているとは言えません。 それは「顧客そのもの」です。 顧客の社名や氏名、所在地などの「基本情報」から、顧客が何をいくらで、いつ買っ これらすべての情報が詰まった電子情報の“懸場帳(かけばちょう)”が「顧客DB」 それゆえに顧客DBは「顧客そのもの」であり、顧客DBを重視する会社は「顧客第一 自社にふさわしい適切な顧客DBを構築することは、顧客をよく分析し、顧客の真の満足 DBは、ただそれを眺めているだけでは何一つ経営効果を生みません。 CRMとは、顧客との「関係性」に着目し、顧客 昨今、このCRMへの取り組みが中小企業に ・競争相手は、従来の同業者から、異業種やインターネット ・消費者が商品選好に自己基準を持つようになった。 ・規制緩和が進み、中小企業は競争による切磋琢磨が求められるようになった。 ・顧客志向の商品開発力の差が売上高を左右するようになった。 ・顧客、受注元への商品提案力の差が売上高を左右するようになった ・購買後に展開される「アフターマーケティング」の有効性が増してきた ・人口、世帯数の減少 ・国内の企業数が減少傾向にある このような時代の変化の中、中小企業はどのような目的を持ってCRMに取り組めばよい 「マスマーケティング」から「ワンツーワンマーケティング」を実践するために顧客管理 顧客DBは、ワンツーワンマーケティングを実践する際の中核的なツールです。 マス・マーケティングからワンツーワンマーケティング ・ 顧客獲得 → ・ 顧客維持 ・ 販売取引 → ・ 関係づくり ・ 製品の差別化 → ・ 顧客の差別化 ・ 商品管理 → ・ 顧客管理 ・ 市場シェア → ・ 顧客シェア ・ 販売促進中心 → ・ 顧客サービス中心 顧客管理は、商品購入後のアフターマーケティングを的確に行うことを可能にし 購買後に顧客が予想していた以上に、または、予想もしていない顧客に対して、期待以 得意客に年賀状などを出すとき、ほとんどの会社(店)がパソコンで宛先面の住所・社名 また、営業日報などに顧客別の注文履歴や仕入担当者の趣味といった情報をメモしてい このように、既にこの時点で中小企業の“顧客DBづくり”は始まっているのです。 顧客DBは、これらの顧客に関するさまざまな情報を再整理し、拡充したものです。 上記の年賀状を出す際の住所・会社名などがこれに該当します。 ただ、この情報の用途は、単に年賀状などを出すためだけにとどまりません。 <主な基本情報> ・ 顧客ナンバー(同姓同名の顧客もある ・ 氏名(会社名)・ヨミガナ ・ 性別(または会社の業種分類など) ・ 郵便番号 ・ 住所(所在地) ・ 電話/FAX番号 ・ e-mailアドレス ・ 創立年月日 ・ 会社の場合は担当者名 ・ 資本金や任意に決めた信用(与信/売 ここまでの顧客情報をパソコンで管理すれば、とりあえず しかし、自社(店)の抱える顧客数は相当数に上るでしょう。 そのためにも、「顧客の基本情報」をしっかり登録・管理できる体制づくりが欠か 「購買履歴情報」を入力します。 上記の基本情報だけならデータベースソフトを用意しなくても対応できるでしょう。 「年賀状ソフト」で十分です。 しかし、これから入力する顧客の購買履歴情報は、最低でも表計算ソフト この購買履歴情報をデータベース化することで、ワン・トゥ・ワン・マーケティング、 <主な購買履歴情報> ・ 購買日(もっとも最近購買した日) ・ その時の購買商品名・商品型番 ・ その時の購買額 ・ 必要に応じてポイント還元額 例えば、1年間で2回購買した顧客と、4回購買した顧客では、購買頻度は2倍の違いがあ また、1年間(12カ月)で3回購買した顧客は、4カ月ごとに購買していることとなり、 さらに、購買商品の傾向を顧客ごとに把握することによって、次回購入しそうな商品を このように、購買履歴情報は過去の購買履歴から近い将来の顧客の動きを見通すことが 顧客DBの仕上げは「顧客との接触情報」です。 特定できない顧客からの問い合わせは記録しようがありません。 しかし、既に登録されている顧客であれば、「先日購入した商品の別仕様の商品はないの また、クレーム情報や競合他社のアプローチ情報など、「購買以外」の顧客との接触情報 例えば、ある顧客が自社(店)の社員Aに伝えたことを、他の社員BやCも共有していると この情報共有の事実を顧客が知ったとき、売り手企業への信頼感は間違いなくアップ <主な顧客接触情報> ・ ニーズ関連情報(○○の商品はないのか、など) ・ クレーム関連情報(商品や社(店)員などに対するクレーム) ・ 競合動向情報(競合会社の価格や提案事項) ・ その他、顧客が発した言葉や、顧客と接することで得た情報 顧客管理はワン・トゥ・ワン・マーケティング(一人ひとりの顧客と強固な関係づくり) 顧客情報そのものに価値があるのではなく、自社にマッチした活用をすることに意味が 収集した顧客情報の管理には十分に配慮しましょう。 顧客のプライバシー情報保護意識は相当高くなっており、使いもしない情報を収集する 顧客DBが未整備の中小企業では全顧客に共通のメッセージを送ることしかできません。 これはロスの多い“前時代的な販促(マスマーケティング)”です。 顧客DBを活用した販促では、それぞれの顧客に合った内容に加工した販促情報を送る これは、その会社が、「マーケティングに活用 データベース・マーケティングを実践する基本 顧客一人ひとりをよく知ることで顧客とのリレ です。 この目的を達成するために顧客情報に関するデータベースを作成し、自社のマーケティ 現在では、マーケティングにおいて、顧客一人ひとりとのリレーションを強化していく こうした考え方に基づく指標が「ライフタイムバリュー(LTV:Life Time Value=顧客生 ライフタイムバリューとは、顧客が一生涯の中で自社にもたらすと期待される利益のこと データベース・マーケティングを繰り返し行い、自社の利益を拡大させ、顧客にも喜ば マーケティングにおいては、データベース・マーケティングを繰り返し行い、自社の データベース・マーケティングを行う方法はさまざまあります。 ・ 直接訪問 ・ 電話 ・ FAX ・ メール ・ DM(ダイレクトメール) しかし、データベースの活用による営業活動を行うことで、上記のやり方も効率・効果
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静岡・愛知県内、東京周辺を中心に中小規模企業の問題解決支援としてマーケティング・業務改善・リスクマネジメント
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